オリンパスの神レンズ ED40-150mm F2.8 PROの動物園の写真レビュー

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アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。

「動物園に撮影に行く時、どのくらいの焦点距離のレンズを持っていったらいいんだろう?」

という人のために、札幌円山動物園に行って、オリンパスの神レンズ『M.ZUIKO ED40-150mm F2.8 PRO』で実験してきたのでレビューします。

“sim”
動物園の望遠レンズ選びに悩んでいる方の参考になればウレシイです。

結論は次のとおり。

動物園で必要なレンズ
  • 最大焦点距離300mm相当の望遠ズームレンズがあれば安心
  • 観光スナップ撮影なら、最大焦点距離100mm相当の標準ズームレンズでもそこそこ楽しめる

撮影に使った機材

オリンパス M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO

使った望遠レンズの焦点距離は下のとおりで、光学80mmから420mm相当、デジタルで 最大840mm相当までをカバーできます。

撮影機材の焦点距離
  • 望遠レンズ単体:80〜300mm相当
  • テレコン(1.4TC)併用:112〜420mm相当
  • デジタルテレコン併用:最大600〜840mm相当

カメラボディは、手ぶれ補正機能が優れているオリンパスミラーレス一眼中級機OM-D E-M5 Mark2です。

動物園の屋内ステージは暗いため手ぶれ補正が強力な機種が絶対的に有利になります。

このレンズとカメラのシステムは軽量コンパクトなので、10リットルの小型デイパックにも余裕で入ります。

ちなみに愛用しているのは吉田カバンのタンカーデイパックです。

100mm相当で撮れる写真

一眼レフを買ったときに付いてくる標準ズームレンズが望遠端で換算80〜100mm相当です。

実際に実験してみると、標準ズームレンズでも撮れる写真が結構あることに気づきました。

たとえば、トラは近くにいれば、ガラス越しに換算80mmで全体を大写しできます。

アムールトラ/80mm相当

ライオンは換算130mmで身体全体がこのくらいの大きさで入りましたで、標準ズームレンズでも近い画角で撮れるはず。

ライオン/130mm相当

サーバルキャットは換算120mmで体全体を写すことができました。

そして注目すべきレンズ性能は、この暗い屋内ステージでも開放f2.8の明るいレンズと強力な手ぶれ補正のおかげで、シャッタースピード1/20秒で手ブレせずにISO200の高画質で撮影できる点です。

サーバルキャット/120mm相当

カバも被写体との距離が近い大型動物なので、さほど望遠性能はいりません。そして機材性能のお陰でシャッタースピードは1/10秒でも手ブレしてません。

カバ/100mm相当

しかし、猿山の猿や小型の鳥は標準ズームレンズの画角ではキビシイものがありました。1頭を大きく撮るには望遠ズームがあると便利ですね。

ニホンザル/112mm相当

ペンギンも標準ズームでは小さくしか写せません。

フンボルトペンギン/100mm相当

“sim”
ただし、猿山のニホンザルやペンギンも近くに寄ってくるまで待てば、もう少し大きく撮れるよ。

100mm〜200mm相当で撮れる写真

焦点距離を200mm相当まで上げると、もう少し動物をアップで撮れるようになります。

大型動物だと顔がアップで撮れるようになり、鳥も大型のものであれば大きく写すことができます。

たとえば、ライオンも下のように顔をもっと大きく撮ることができます。

ライオン/190mm相当

トラもいいポジションにいればドアップで撮れます。

“sim”
これはガラス越しに至近距離で撮ったもの。

アムールトラ/164mm相当

ユキヒョウもガラス越しだと、顔を大きめに撮れます。

ユキヒョウ/190mm相当

そして大型の鳥も比較的大きめに撮れるようになります。

シュバシコウ/180mm相当

フンボルトペンギンも換算200mmでは撮影守備範囲に入ってきます。

フンボルトペンギン/200mm相当

でも、猿山のニホンザルは大きくは撮れませんし、小型鳥類も守備範囲ではありません。

ニホンザル/200mm相当

“sim”
でも、デジタルテレコンを使えば、焦点距離が2倍になるので大きく撮れるよ。

200mm〜300mm相当で撮れる写真

焦点距離が最大300mm相当の望遠レンズとなると、かなりの動物を大きく撮れるようになります。

大型動物であれば、ふつうに顔アップで撮れます。

たとえば、ライオンも遠くから大きく撮れるので背景や構図の自由度がアップします。

ライオン/310mm相当

ライオンやトラよりも身体の小さいユキヒョウでも、換算300mmであれば下のように大きく撮れます。

ユキヒョウ/300mm相当

小型のネコ科動物のサーバルキャットも顔アップとまではいかないまでも大きく撮れます。下の写真は換算で210mm相当の画角です。

サーバルキャット/210mm

そして、大型鳥類も十分に守備範囲です。

タンチョウツルも換算300mmあれば、数メートルの距離でも画面いっぱいに撮れます。

タンチョウツル/300mm相当

フラミンゴも大きく撮れます。

フラミンゴ/300mm相当

換算300mmだと、サル山のニホンザルも守備範囲に入ってきますね。

ニホンザル/300mm相当

フンボルトペンギンも換算300mmでは、かなり大きく撮れるようになります。

フンボルトペンギン/300mm相当

コレをデジタルズーム(オリンパスのデジタルテレコン)でさらに倍の換算600mmで撮ると顔アップが撮れます。

フンボルトペンギン/600mm相当

デジタルテレコンを併用すれば、ほとんどの動物が守備範囲に入るのが換算300mmの世界でした。

“sim”
デジタルテレコンだと写真のクオリティが落ちるんじゃないかと心配したけど、自宅の4Kディスプレイでも見ても不満は出てこないレベルだったよ。

300mm〜420mm相当で撮れる写真

300mmと400mmって、たいした違いはないと思うかもしれませんが、ペンギンなどの小型動物で被写体までが離れている場合には効果テキメンです。

ライオンなどの大型動物では、もはや顔アップは余裕です。

ライオン/420mm相当

サーバルキャットもこの画角だと顔アップが可能です。

サーバルキャット/420mm相当

フンボルトペンギンも換算420mmでは体全体を大きく撮れます。

フンボルトペンギン/420mm相当

これをデジタルテレコン使用で換算840mmで撮ると、顔の表情も撮れますね。

フンボルトペンギン/840mm相当

レッサーパンダもかなり大きく撮れます。

レッサーパンダ/420mm相当

デジタルテレコンを使って、840mm相当で撮れば顔アップもできます。

レッサーパンダ/840mm相当

そして、これまで守備範囲に入ってこなかった中型鳥類も大写しできる画角です。

オニオオハシもなんとか見れる大きさに。

オ二オオハシ/420mm相当

サル山のニホンザルも十分守備範囲に入りました。

ニホンザル/420mm相当

このように焦点距離が420mm相当もあるとかなり余裕をもって撮影することができます。

デジタルテレコンを併用すれば840mmまで焦点距離が伸びるので不満がでないレベルです。

まとめ

動物園の撮影に必要なレンズの焦点距離」についてオリンパスの神レンズ「ED40-150mm F2.8 PRO」の作例をあげて紹介しました。

結論は次のとおり。

動物園で必要なレンズ
  • できれば最大焦点距離300mm相当の望遠ズームレンズがあれば安心
  • 観光スナップ撮影なら、最大焦点距離100mm相当の標準ズームレンズでもそこそこ楽しめる

つまり、一眼レフを買ったときに付いてくるキットレンズの標準ズームでも、観光スナップ写真であれば十分楽しめます。

ですが、望遠レンズがあるとできることが格段に増えて写真表現の幅が広がりますね。

とくに、今回紹介した焦点距離80〜420mm相当をカバーできるオリンパスの神レンズ「ED40-150mm F2.8 PRO」と1.4倍テレコンの組み合わせは、動物園では万能に使えますよ!

“sim”
さらに、この明るいレンズと強力な手ぶれ補正をもつカメラを組みわせると、暗い屋内ステージでも手ブレせずに高画質な写真を撮ることができるよ。

では

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ABOUTこの記事をかいた人

sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。