YZF-R1のリアシートにシートバックをしっかりと固定・取り付けするにはちょっとコツがあるので、その方法を紹介します。
この記事で紹介するシートバックの固定方法には次の4つのメリットがあります。
- 見た目がすっきりする。
- ベルトによるリアカウルの傷防止
- マフラーの排熱よる溶解(R1の場合)防止
- ベルトの駆動部への巻き込み防止
まず、シートバックはこれを使っています。R1との相性はなかなかに良いです。TANAX モトフィズ(Moto Fizz) ミニフィールドシートバッグです。
このバックに良いところは、容量可変型で左右のチャックを開けるとバック容量が19リットルから27リットルに可変して泊まりのロングツーリングにも余裕で対応できる点です。
固定ベルトの取り付け方法(外観)
固定ベルトのリアシート上の外観はこんな感じです。
固定ベルトをつなぐアダプターが付属しますので、シートバッグを装着しないときはベルトはブラブラしないように固定できます。
シート内の固定方法
では、シート内ではベルトをどのように固定しているか?というと下のようになります。
ちなみに後ろ側のフレームを通すときは隙間が狭くて多少苦労しますが、シートカウルを外さなくてもできました。
この方法はリングを使っている点がミソです。思いつくまでに2ヶ月ほど試行錯誤しました。写真のように一つのキーリングに4本の固定ベルトを結んでいます。
手順としては、次のようにするのがムダがないです。
- ベルトをフレーム・金具をくぐらせてからベルトの長さを調節する
- その後にキーリングに結ぶようにする
上の図解は説明でごちゃごちゃしているので、説明なしの画像も載せておきます。
使ったキーリング
内径32mmのものを使いました。もう少し大きなものでも良いかもしれません。
キーリングはホームセンターで購入しましたが、Amazonでも売っていたのでリンクを貼っておきますね。
シート内の拡大画像(オマケ)
上の写真では小さくて見難いかもしれないので、拡大画像も載せておきます。
フロント側
シートバックを固定するベルトを、シアシートを固定する金具(シルバー)を潜らせると安定感が増します。
リア側
シートバック固定用ベルトをバイクのフレーム(黒)を潜らせると格段にシートバックが安定します。隙間がかなり狭いですが、作業の難易度はさほど高くないですよ。
キーリング周辺
蛇足ですが、余分なヒモは一つに束ねておくとシート内がすっきりします。僕は面倒でしたのでご覧のような有様ですが…
さいごに
今回紹介したシートバックの固定方法は、シートバック固定ベルトはシート内に収納することで次の4つのメリットがあります。
- 見た目がすっきりする。
- ベルトによるリアカウルの傷防止
- マフラーの排熱よる溶解(R1の場合)防止
- ベルトの駆動部への巻き込み防止
さらに、バイクのフレームをバックの固定に利用しているので荷物の安定感も増し、バックの脱落などのリスクも大幅に減るでしょう。
…といいことずくめ方法ですので、シートバック固定の方法にお悩みの方は一考する価値があります。
バイクの車種によってはそのまま使えない場合もありますが、少しでも参考になれば幸いです。
では、良いバイクライフを!
非常に参考になりました。
早速やってみました
バッチリ
ありがとうございます。