ヤマハYZF-R1の場合、リアシートにメットをキーロックできる機能がついていますが、これがダメダメでしたので、かわりにぼくが行っているキーロックの方法をご紹介します。
もちろん、他のバイクにも応用できますよ。
使用済みのメットを盗む人はあまりいないと思いますが(ヘンタイさんくらい?)、やはりバイクに施錠して固定できると安心だし、散策時の手荷物も減って快適なツーリングライフが送れます。
1.純正のキーロックのダメなところ
R1の純正のキーロック機能のどこらへんがダメなのか書いておきます。ショーエイのX-9でのケースですが、純正の方法ではヘルメットのあご紐のDリングをリアシートの内側に固定するようになっています。
しかし、これ、取り付ける時はいいのですが、ヘルメットとリアシートのクリアランスが狭すぎて、外す時にはシートカウルが割れそうになったり、リアシートの鍵穴が壊れそうになります。
ぼくは出先で、このトラブルに遭遇したので、壊れるのを覚悟で強引にロックを解錠しました。
国内メーカーのYAMAHAにしてはお粗末だと思います。
2.自己流ヘルメットのキーロック術
方法は至って簡単で、自転車用のワイヤーロック(コンパクトなもの)をトップブリッジに通して、タンクの上でヘルメットをキーロックする方法です。言葉で説明してもわかりにくいので画像を載せておきます。
(1)自転車用のワイヤーロック
ぼくが使っているのはこれで、ホームセンタでの購入です。選定基準は荷物にならないのと細くて丈夫でフレキシブルなところ点です。
Amazonで探してみましたが、同じもはありませんでした。サイズ的に一番近いのもののリンクを貼っておきますね。ワイヤーが太くなると荷物になるので細いのがオススメです。
盗難防止効果としては、太い方が安全ですが、本気モードの窃盗団にかかれば市販の鍵では役に立ちませんので、あくまでも一般人のいたずら防止というか、その抑止力になればと思って使っています。
(2)固定方法
1)こんな感じで、トップブリッジをくぐらせます。
2)下の写真のようにヘルメットの顎の部分を通してロックします。
あご紐のDリングだとヒモ部分がカッターやハサミで簡単に切断できますので、イタズラ防止という点ではこの方法がよいと思います(フルフェイス限定ですが)。
注意)ジェット型のヘルメットではあご紐のDリングを利用するしかありませんが、その場合は、ワイヤがDリングを通過できるサイズであるかどうかを確認できてから購入する必要が有りますのですご注意を。
ちなみにぼくが使っているワイヤーロックはSHOEIヘルメットX-12とX-9のDリング(大)をギリギリ通すことができます。
(3)可搬性と収納
ぼくの使っているワイヤーロックは下の画像のようにかなりコンパクトになります。
シートバックのサイドポケットにも余裕で収納できますので、ツーリング向きですよ。
さいごに
自転車用のワイヤー錠を利用した、ヘルメットの固定方法の紹介でした。
あまりお金をかけずに、トップブリッジを利用する簡単な方法なのでお悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか?
と、以上ですが、参考になれば幸いです。