アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
ヤマセミの飛び込み撮影で、OM-D E-M1 Mark 2のプロキャプチャーを晴天で試せたのでレビューします。
結論をはじめに書いておくと次のようになりました。
撮影機材
世界最小最軽量の野鳥撮影システムを使っています。
いわゆるオリンパスのマイクロフォーサーズ・ミラーレスカメラです。
レンズはマイクロフォーサーズ用の300mmを使っていて、フルサイズに換算すると600mmの画角にになります。
カメラのセッティング
ヤマセミの飛び込み用のカメラ設定は、今までの撮影経験から以下のように決めました。
- ISO:500
- 焦点距離:300mm,
- 絞り:ƒ/4
- シャッタースピード:1/3200秒
- 露出:ー2ev
注意したのは次の3つで、後はカンかな。
- 被写体ブレしないシャッタースピード
- 白飛びしない露出
- ISOをなるべく低く
AF設定は、C-AF(コンティニュアスAF)、オールターゲットモードで撮影です。
被写体を追うことができる腕前があれば9点グループターゲットが最適でしょうけど、今回は失敗の少ないオールターゲットを選びました。
この設定を使って、愛用カメラの便利機能「プロキャプチャー」モードで撮影しました。プロキャプチャーについては過去記事を参照願います。
ヤマセミの飛び込みシーンの連続写真
上の設定で撮ったヤマセミ飛び込みシーンの連続写真を載せておきます。
ノートリミング写真
カメラの便利機能「プロキャプチャー」モードのお陰で、飛び出しのシーンから撮れてました。
シャッターボタンを押したタイミングは、ヤマセミが写真のかなり右下まで降りた時でしたが、「プロキャプチャー」のお陰で過去にさかのぼった画像もデータとして撮れてました。
この機能がないと、飛び込み撮影は無理だったわ。
トリミングでピント確認
では、ピントはオートフォーカスで合っているのか?トリミングして拡大した画像で見てみましょう。
結論から言えば、概ねOKではないでしょうか?
まず、1枚目、枝被りにもかかわらず、そこそこピントきてます。
2枚目も同様です。
3枚目もヤマセミにそこそこピントきてます。まあ、許せる範囲です。
4枚目。被写体ブレで少しボケてますね。
そして、ベストショットの5枚目、遠目に見る分にはキレイに写ってます。
6枚目で盛大に枝被りしてますが、AFはまだヤマセミに食いついてますね。すばらしい!
光量が十分にあると、多少枝被りでも鳥にAFが食いつくのは驚いたよ。
これで、障害物が全く無かったら、さらにピントが合うかもね。
まとめ
ヤマセミの飛び込みを、E-M1 Mark2のプロキャプチャーで撮影したけど、スマホで見る分には十分な画質の写真が撮れました。
シャッターを押すタイミングは明らかに遅れていても、そこはカメラ性能がカバーしてくれるので失敗は少ないですね。
今後、条件を少しずつ詰めていけば、さらに良い写真が撮れるかもしれません。
新たな発見があれば、ブログで報告します。
では
カメラのパラメーター設定が適切で光量が十分なら、初心者でもヤマセミの飛び込みシーンを撮影できるよ。
作例を下に載せておくね。
初めてにしてはうまく撮れたと思う。