アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
Instagram投稿した動物写真のうち、フィーチャーされた写真の紹介と解説記事です。
今回は、背景を工夫して撮った『エゾリス』。
フィーチャーされた理由としては、以下の2点が濃厚ですね。
- 雪と落ち葉をぼかした背景
- リスの顔の表面にだけフォーカスを合わせた浅い被写界深度
でも、写真のクオリティには自信はあったけどねw
フィーチャーされたエゾリス写真
下の写真がオリジナルのエゾリスInstagram投稿写真です。
フィーチャーしてくれたInstagramのリス専門メディア
僕のエゾリス写真をフィーチャーしてくれたのは『9vaga_squirrels9』というリス専門のInstagramメディアです。
フォロワー数がまだ600人台の小さなメディアですが、フィーチャーしてもらえると自分のフォロワーさん以外の目にも触れやすくなるのでウレシイですね。
構図の解説
構図は、餌付けされているエリアでありがちなシチュエーションです。
つまり、餌やりの人と間違えてカメラマンに突撃してくる瞬間を狙いました。
そして、絞り開放の至近距離でリス君の顔表面にのみピントを合わせて、背景は激しくボカシました。
なお、これだけだと差別化できないため背景も工夫してます。
背景の解説
背景は手前側が雪、奥側が落ち葉というシチュエーションで色彩のメリハリをつけてみました。
被写界深度が浅い撮影なので、落ち葉は激しくボケてきれいなオレンジ色の玉ボケの集合体になってます。
さらに、雪と落ち葉の組み合わせは、撮れる時期が短いので希少価値を狙った感じです。
使用機材
野鳥撮影用に使っているのは、下の3点セットです。
- SONYのミラーレス高画素フルサイズ機 α7RIII(ILCE-7RM3)
- SONY 超望遠レンズ FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS
- SONY 1.4倍テレコン(SEL14TC)
総重量約2kgの軽量コンパクトな手持ち撮影用のシステムですよ〜。ちなみに、キヤノンやニコンで同等のものを揃えると重量が約3kgに増えます。
ちなみに、僕のもう一台の野鳥カメラ『OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII』とも、同じくらいの大きさと重さです。
まとめ
エゾリスは気軽に撮れるため撮影者が多く、差別化が難しい被写体です。
なので、Instagramでフィーチャーされるためには、写真のクオリティを高めるか、構図や背景を工夫して、他の人と差別化する必要があるようですね。
なお、写真のクオリティーについては、フォーカスの甘い投稿写真が多いのでピントをガッチリ合わせて解像させるだけでも差別化ができますよ。
では