アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
野鳥撮影で『OLYMPUSドットサイト照準器 EE-1』が強力な武器になることが分かったで、レビューを兼ねて紹介します。
便利すぎて、もう手放せないわ!
とくにOM-D E-M1 Mark2を使っている人は必需品といえるレベルだね。
照準器のスクリーン中央のターゲット印に被写体を合わせると、カメラのファインダー中央にも被写体が収まる仕組み!(下の図参照)
超望遠レンズで野鳥を見失うことが無くなる!
野鳥撮影でドットサイト照準器を使うメリットを教えてくれ!
OK!
ドットサイト照準器を使うメリットは一言でいうと、
「シャッターチャンスに強くなる」ってことなんだけど、
詳しく書き出すと3つある。
- 被写体の野鳥をカメラのファインダーに百発百中で入れることができる
- その分、他のこと、例えばカメラのシャッタースピードや露出などの操作に集中できる
- 飛びものをファインダーで追尾するのが楽になる
なるほどな、この3つのメリットは初心者でも享受できるものなのか?
上2つのメリットは初心者でもすぐに実感できるよ!
でも、「飛びものの」の追尾はドットサイト照準器とカメラファインダーを両眼視できるようにならないとムリ。
要するに「飛びもの」には慣れが必要ってことさ。
僕も飛びものの練習をしているところだよ(下のカワセミ)。
簡単操作ですぐに実戦投入できる
アンタが薦めるオリンパスのドットサイト照準器は初心者でも簡単に操作できるのか?
めちゃんこ簡単だよ!
ここでは、エツミのブラケットに取り付けた場合の使い方を説明するよ(下図参照)。
撮影現場での操作手順をザックリ書いておくと、こんな感じだよ。
- 蓋をオープン
- ターゲットマークの明るさ調整
- ターゲットマークの上下左右の位置調整(撮影現場の樹木などを目印に使う)
- 使わない時は蓋を閉めるだけで電源OFFになる!
位置調整について補足しておくと、
右目でカメラファインダーを
左目でドットサイト照準器のスクリーンを
- 同時に見るようにして、
- ファインダー中央に照準器のターゲットマークが来るように位置調整をする
というのがコツ。
慣れれば、数秒で終わるよ!
防滴仕様なので突然の雨でも安心
あと、この照準器が防滴機構を採用している点もオススメできる点だよ。
防塵防滴耐低温のカメラを作ってきたオリンパスの製品だから、信頼度も高いんだ。
つまり、突然の雨や、雨天での撮影でも安心して使えるってことだな。
OM-D E-M1 Mark2専用設計のブラケットが発売されている
「OM-D E-M1 Mark2を使っている人は必需品」っていうのは、どういう意味だ?
エツミから専用設計の取り付けブラケットEE-6673が販売されているんだよ。
これを使うことで、両眼視できる位置にドットサイト照準器を取り付けることができる。
取り付けのコツについて、一言だけ書いておくと、
「なるべくレンズに寄せて取り付けると、両眼視しやすいポジションになる。」
レンズスイッチとの干渉は起きないのか?
少し干渉するけど、操作に支障のないレベルだったよ。
300mm F4 PROレンズ単独の場合は思いっきり干渉しているように見えるけど、実際レンズスイッチは撮影中も使えたよ。
実際に試してみたところ、「L-Fnボタン」はもとより、「ISスイッチ」や、「焦点距離スイッチ」も操作することはできた。
隙間が狭いだけで、操作可能なレベルである。
まとめ
じゃあ、まとめ行ってみよう!
- 超望遠レンズで野鳥を見失うことがなくなる
- 簡単操作ですぐに実践投入できる
- 防滴仕様なので雨天でも安心
- O-MD E-M1 Mark2用の専用ブラケットが発売されている
野鳥撮影で被写体をカメラファインダーに入れるのに苦労している人なら、一度使うと手放せなくなるよ!
では
ドットサイト照準器って、そんなにスゴイのか?