マニュアル単焦点レンズ「カール・ツァイスLoxia 2/50」を手に入れて何を撮るか3ヶ月ほど悩んでいましたが、やっと撮ってみたいものができました。
それは札幌の街の風景写真です。
地下鉄沿線の駅を全部制覇すれば、1〜2年は被写体に困らないし、スナップ撮影の腕前も上がるという期待もあってのことです。
イメージしたのは、どちらかというと建物中心のスナップですね。
とは、いっても連日の豪雨で撮影には出れてないので、過去にLoxia 2/50とα7RIIIで撮った写真を使って、その目的に使えるのかレビューします。
ということで、その辺りも含めてレビューしていきます。
どんな風景を撮りたいのか?
僕が撮りたいと思っているのは何気ない街の風景です。
イメージとしては、保井崇志さんの写真が近いです。
こういうのとか好みですね。
たぶんレンズは50mm相当だと思うのですが確証はないです。
もしかしたら中望遠かもしれませんね。
ということで、僕がLoxia 2/50で撮影した過去写真から考察してみます。
巨大建築物1:JR札幌駅
どの程度の建築物なら50mmのフレームに収まるのかということで、まずはJR札幌駅の駅ビルを写真を見てみます。
縦構図でかなり少し引いて撮れば、全体像を写せますが、横構図では無理です。
ちなみに標準ズームレンズの広角端24mmで撮れば、間近からでも全体像が撮れますが、パースで遠近感が強調された絵は好みではありません。
ですので、50mmの画角で大きな建物を撮りたい時には撮影位置や構図選びで悩みそうです。
ということは、画角がさらに狭くなる中望遠レンズには手を出さない方が無難なようですね。
巨大建築物2:札幌テレビ塔
札幌を代表するもう一つの巨大建築物「札幌テレビ塔」を50mmで撮るとどうなるか見てみましょう。
まず、大通り公園と駅前通の交差点付近からでは縦構図じゃないと、フレームに収まりませんでした。
もう一箇所、近づいて市役所前から撮ったのが下の写真ですが、縦構図でも全体をフレームに収めるのは厳しかったです。
という具合に背の高い建築物を50mmの画角で撮るには工夫が必要なようです。
観光名所:赤れんが庁舎
では、さほど高くない赤れんが庁舎はどのくらいの撮影距離で収まるのか?
さすがにこの建物は東門をくぐった辺りから撮れば、全体像を収めることができました。
ただし寄って、少し凝った構図で撮ろうとすると厳しいものがありましたね。スナップを撮り慣れていないこともあって、色々と中途半端です。
ちなみにシャッタースピードがムダに速く設定されているのは僕のミスです。
地下街
Loxia 2/50で撮った過去画像をみても、町並みの遠近感がどんな感じで写るのか判断できる写真がなかったので、今回は札幌地下街の写真を参考してみることにします。
で、撮影した写真を見てみると想像していたよりも遠近感が強調されすぎているような…
念のために、別の場所で撮った写真を見ても、遠近感あり過ぎな印象を受けます。
まとめ
以上が、Loxia 2/50の過去写真から町並みスナップが撮れるかどうかの考察でした。
結論としては、撮れることは撮れるけど、自分のイメージに近い写真が撮れるかは、実際に実験してみないと分からんということになりました。
では