SONYのミラーレスカメラ『α7RIII』は野鳥撮影に使えるか?




アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。

SONYのミラーレスカメラ『α7RIII』と超望遠レンズ『SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS』とテレコン『SEL14TC』を野鳥撮影に約5ヶ月間使い倒してきたので、レビューします。

この記事では、『α7RIII』の野鳥撮影での強みと、『野鳥カメラの証』としての実績を紹介します。

“sim”
このカメラの強みはなんといっても高画素 、そしてミラーレスならではの便利機能で他の一眼レフ機とは一線を画しているね。
“サル君”
『野鳥カメラの実績』としては、このカメラで撮った野鳥写真が5ヶ月で33回もインスタグラムの有名野鳥メディアにフィーチャーされたよ。
a7RIII

α7RIIIの強み1:望遠性能

α7RIII』の望遠性能は野鳥撮影には十分です。

遠くの野鳥が手持ちで簡単キレイに撮れます。

オリンパスのプロ用カメラOM-D E-M1 MarkII(換算1680mm)と比べても、α7RIII(換算1120mm)の方が望遠に強かったです。

詳しくは下の記事を参照してください。

野鳥ミラーレス対決/SONY α7RIIIとE-M1 MarkII/両方持ってるので比べてみたよ

2018年1月30日

上の記事をザックリ説明すると、下のとおり。

α7RIIIで全画素超解像ズームをONにして約25m離れたヤマセミを1120mm相当で撮影したのが下の作例です。

同じ場所からOLYMPUS機で1680mm相当で撮った下の写真を比べてみると、α7RIIIの方がよく解像し、望遠性能に優れていることが一目瞭然です。

Crested Kingfisher/ヤマセミくん テレコン付きでも解像しましたが、絞ればもっと解像すると思うので次回以降実験予定です。 ただし、AF性能はテレコンを付けると悪くなったので、飛びものには向かないと思います。 ISO 250, 420mm, ƒ/5.6, 1/1000, -1.3 ev M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II #ヤマセミ #野鳥 #野鳥倶楽部 #バードウォッチング #Crested Kingfisher #japan #birdphotography #bird #wildbird #birdstagram #birdwatchers #birdlovers #birdextreme #birddogoftheday #bestbirdshots #pocket_birds #birdsofinstagram #eye_spy_birds #your_best_birds #allmightybirds #bird_brilliance #nature_brilliance #nuts_about_birds #nature_worldwide_birds #exclusive_wildlife #instagramjapan #tokyocameraclub

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この結果を見ると、焦点距離の違いが単純に望遠性能と比例しないことがわかります。

むしろ、センサーの画素数がカメラの望遠性能を飛躍的にアップさせることに注目すべきでしょう。

α7RIIIの強み2:驚きの高解像度

α7RIII』は、小鳥の羽毛が解像するくらい高画質な写真がとれます。

例えば、下の写真では普段はなかなか解像しないウソの頭髪も見事に解像しました。

α7RIIIの強み3:驚きの高感度耐性

そしてα7R3を使うと、高感度で撮影した写真でも鳥の羽毛が解像します。

下のヤマガラ写真はISO12800で撮影したものです。

詳細は下の記事を参照ください。

野鳥撮影におけるSONY α7RIIIの高感度性能:ISO12800の世界

2018年3月18日

α7RIIIの実績:インスタグラムでフィーチャーされる

α7RIII』を使い始めてわずか2ヶ月で、6枚の写真がインスタグラムのさまざまな野鳥専門メディアからのべ10回以上フィーチャーされました。

その中ひとつである下のヤマセミ写真は、下記の有名野鳥メディアからフィーチャーされ、写真クオリティーの高さが評価されました。

フィーチャーしてくれた主な有名メディア
  • nuts_about_birds(フォロワー数14.9万人)
  • your_best_birds(フォロワー数14.8万人)
  • best_birds_of _ig(フォロワー数10.1万人)
  • kings_birds_(フォロワー数8.5万人)
  • bird_brilliance(フォロワー数6.9万人)
  • planetbirds(フォロワー数4.1万人)
“sim”
下のメディアでは「いいね!」が約9500件もついたよ。

“sim”
僕、まだ野鳥を撮りはじめて、たったの10ヶ月なんだよね。

つまり、α7RIIIを使えば、ハイクオリティーな写真が短期間で撮れるようになります。

その証拠に、シジュウカラみたいな身近な野鳥でも高品質な写真が撮れてインスタグラムにフィーチャーもされ、「いいね!」が7500件もつきました。

シジュウカラ写真についての詳細は下の記事を参照ください。

インスタグラムでフィーチャーされた野鳥写真の解説/シジュウカラ/いいね!7000件ついたよ

2018年2月20日
“sim”
なんと、ヒヨドリ写真でもフィーチャーされたよ!

*補足、フィーチャー画像はスクショなので画が粗いですが、原画は羽毛のすみずみまで解像しています。

P O C K E T _ B I R D S . . Photo credit @sat.simizu •••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• @pocket_family presents . •••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• From @pocket_birds . Thank you friend for sharing your amazing photo of this Brown-eared Bulbul and tagging #pocket_birds . •••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• Chosen by @tammies_birds . . We’re your family in your pocket 🙂 . Follow your features on Twitter #Pocket_Family . . #pocket_allnature #pocket_world #nature_sultans #birdelite #1natureshot #birdsofinstagram #birdlovers #birder

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身近な野鳥をキレイに撮れるというのも、初心者にはうれしい性能です。

ミラーレスカメラとしての便利機能

便利機能1:軽量コンパクト

α7RIII』と超望遠レンズ『SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS』の大きさと重さは、世界最小最軽量の野鳥カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIと300mm単焦点のセット」とほぼ同等の軽量コンパクトさです。

E-M1 野鳥撮影用のMarkIIとα7RIIIの大きさ比較

僕が野鳥撮影に使っているα7RIIIは、下の3点セットで愛用しています。

機材リスト
  1. SONYのミラーレス高画素フルサイズ機 α7RIII(ILCE-7RM3)
  2. SONY 超望遠レンズ FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS
  3. SONY 1.4倍テレコン(SEL14TC

総重量約2kgの軽量コンパクトな手持ち撮影用のシステムです。ちなみに、キヤノンやニコンで同等のものを揃えると重量が約3kgに増えます。

便利機能2:EVFで補正後の露出を確認できる

電子ビューファインダー(EVF)を覗きながら、露出を確認できるので露出補正が迅速にできます。これは一眼レフにはできない芸当です。

便利機能3:EVFで拡大表示によるピント確認ができる

同様に、電子ビューファインダー(EVF)をのぞきながら、拡大表示でピントが正確に合っているか確認できます。

“sim”
この機能のお陰で、ガチピン写真を撮るのがとても楽になったよ。
“サル君”
他にもピーキング表示機能といって、ピントが合っている箇所をカラー表示させることもできるよ。

これも一眼レフにはできない芸当です。

動体撮影ならα9を買った方が幸せになれるかも

“sim”
ただし、鳥の飛翔シーンの撮影を中心に考えているなら、高画素を諦めてAF性能がより優れたα9を買うという選択肢もああるよ。
“サル君”
店頭でAF性能を比べたときには、α9はα7RIIIとは別格だったな。

飛翔シーンなど高度なAF性能がものを言う撮影をしたい人は、α9やキヤノンやニコンのフラッグシップ機を買う方が賢明かもしれません。

でも、その場合は高画質・高解像な写真をあきらめる必要があります。

まとめ

以上、「α7RIIIは野鳥撮影に使えるか?」について解説してきました。

ザックリまとめると、「高画質な望遠性能」と「インスタグラムでのフィーチャー実績」を考えると、野鳥カメラとして十分に使えるという結論になります。

野鳥カメラとしてオススメできる点
  • 望遠性能
  • 高画質
  • 高感度耐性
  • インスタグラムでのフィーチャー実績
  • ミラーレスならでは便利機能
“sim”
野鳥を遠くから手持ちで簡単キレイに撮影できるから、α7RIIIはすごい野鳥カメラだと思うよ。

では

 



ABOUTこの記事をかいた人

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。