雪国の札幌で人気の冬靴モンベル・パウダーブーツの購入レビュー




動物写真家のsim(@ssiR01)です。

札幌のモンベルに冬靴を買いに行ってススメられたのがパウダーブーツです。

この冬靴は折りたたむとショートブーツに、伸ばすと長靴に変身するのが最大の特徴で雪の多い札幌では重宝しそうです。

見た目はアウトドア風ですが、タウンユースでも問題なさそうです。お店の人もそう言ってました。

10月中は品切れで買えないほどの人気でしたが、僕もようやくゲットできましたの早速レビューします。

カラーはカーキの他に、レッドとブルーがありますが、カーキが一番人気のようです。僕もカーキを買ってしまいましたが、タウンユースを考えるとレッドやブルーでも良かったかも。

お値段:13800円+税

外観/ショートブーツと長靴の二役をこなす

ロングブーツ(長靴)くらいの長さがありますので、突然の大雪でも安心です。もちろん、靴の開口部はコードで締めつけて雪の侵入を防ぐこともできます。

この大雪が降ったときの安心感が、僕がこの靴を選んだ最大の理由になります。

北国ならではですね。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

防寒長靴を買うという選択肢もありますが、歩きにくいので普段履きには適さないのパスしました。

今回買ったパウダーブーツは紐を引っ張ることで靴のフィット感を調整できますので、長靴のように歩くと、中で足がガホガホするようなことはなかったです。

この上の部分を折りたたむことで、ショートブーツとしても使えます。普段履きにはこちらの方がしっくりきますね。折り返した面にもmont-bellのロゴが入っているところがニクいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

目立たないような履き方もできるよ

下の写真は普通のストレートジーンズですが、こんな風にブーツの外側から被せて履けば、見た目のアウトドア感も少なくなりますね。

積雪量がさほど多くなければ、こんな履き方の方がいいかも。

積雪があっても大丈夫!

30センチくらいの積雪があったので、さっそく近所の公園で散歩してきました。まったく問題なしで、快適でした。

すべらない

歩道の除雪がまだの所は車道を歩きましたが、車道は圧雪アイスバーン状態です。ですが、まったく滑らず危なげなかったです。下の方にも書きましたが、この靴のアイスグリッパーシステムは伊達ではなかったです。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-02-15-15-07

出典:モンベルのウェブサイト

雪が靴の中に入らない

靴の上端をコードで絞れるので、雪深い公園内を歩いても靴の中にはまったく雪は入ってきませんでした。さすがアウトドアメーカーです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

暖かい

気温0度の中を2時間ほど、写真撮影をかねて公園内を散歩していましたが、寒さは全く感じませんでしたよ。内部が毛足の長いボアが入っているためですね。快適そのものです。

ソールは滑りにくい素材とパターンで氷上路面も安心

ソールのブロックパターンも車のスタットレスタイヤのように見るからに雪上でのグリップが良かったです。上にも書きましたが、圧雪アイスバーンの上を歩いてみましたが、まったく問題なしです。

img_2244

このソールの素材もゴムに繊維を織り込んだ特殊仕様で氷上でのグリップ力をアップさせています。ホント、すべらないんですよね。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-02-15-15-07

出典:モンベルwebsite

実際に散歩してみて

気温5℃の中、1時間くらい歩き回ってみました。

フィット感

最初は靴のフィット感を調整する紐を緩めにしていたせいか、足が靴の中で少し遊んでいるような感覚がありましたが、調整紐をキツめに締めると足の遊びがほぼ無くなり歩きやすくなりました。

しかし、フィット感は紐靴には敵いませんので、その辺を重視される方は紐靴タイプの購入をオススメします。

例えば、こんなのとか。

僕も悩みましたが、雪が積もった時のことを想定してパウダーブーツを選びました。

追記:積雪後に履いてみて、パウダーブーツで正解でした。雪深い道での安心感がぜんぜん違います。

暖かさ

暑すぎずちょうど良かったです。たぶん真冬でも大丈夫です。靴の中は毛足の長い起毛素材になっていますので、保温性は高いです。

札幌市内では積雪前の今くらいでも、冬用ブーツを履き始めている人が結構いますので、この時期に履いても違和感はなさそうです。僕も散歩の時はこれを履くことにしています。

寒い時期の趣味としては湖が結氷する直前まで釣りに行っていた経験がありますが、寒さは足元からやってきます。当時、ショップのマスターも寒さ対策は足元重視でウェア類を選んでくれていた事を思い出しました。

ですので、北国では暖かいブーツを一足持っておくと安心なのです。

重さ

実際に歩いてみてソレルのブーツのような重さは感じませんでした。さすがアウトドアメーカーです。機能性重視ですね。

img_2228

 

さいごに

降雪前・降雪後の気温の低い時期に実際に使ってみましたが、履きやすさと暖かさの点で満足です。アウトドア用品ですので多少雑に扱えるところも気に入ってますね。

札幌市内で人気の理由が実際に買ってみてわかりました。

サイズはリアル店舗で実際に履いてみることをオススメします。

僕の靴サイズは26〜26.5cmですが、パウダーブーツは27cmがベストサイズでした。26cmでは少し小さく感じました。

まあ、大きめサイズを買っておけば、中敷きや厚手の靴下でサイズ調整は可能なのですが(笑)

僕の要望としては、カラー展開をもう少し増やして欲しいですね。例えば、ブラックやグレー系の色もラインナップに加えてもらえると、街歩きのときにどんな服にでも合わせやすくなりますから。

では



ABOUTこの記事をかいた人

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。