野鳥写真のLightroom設定/半逆光・劇画調のツグミくんを可愛く補正する方法

リンク広告




アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。

この記事では、半逆光状態で撮った朝日を浴びているツグミの写真について、Lightroom補正の方法を紹介します。

逆光はポートレートをもっとも美しく撮ることができる光の状態だと言われてますが、コントラストが激しすぎて一歩間違えると失敗写真になりがちです。

“sim”
下のツグミ写真が今回の作例だけど、半逆光でも影が潰れているのが気になるね。

まるで劇画調だな。

これをLightroomでどこまで可愛く補正できるか紹介するよ。

ツグミ(半逆光)

ツグミ写真のLightroom設定ビフォア・アフターの比較

はじめにLightroomで補正した前後の画像を載せておきます。

補正のイメージとしては、「わかりやすい」「可愛い」「やわらかい」を目指しました。

ツグミLightroom補正前後

なので、基本的にはLightroom補正の方向性は次の3つです。

Lightroom補正の方向性
  1. 影になっている部分を明るくする
  2. 顔の部分が可愛く見えるように明るさと彩度を調整する
  3. 羽毛の柔らかさが分かるように明るさを調整する
“sim”
オリジナルもコントラストの強さから自然の厳しさが伝わってくるので良いのですが、僕の表現したい野鳥写真はあくまでも「かわいい野鳥ポートレート」なので、そんな感じにレタッチしてますよ。

 

構図を決めるためのトリミングの設定

まずは構図を決めるためのトリミング、写真の切り出しから紹介します。

インスタグラム投稿を前提にしているので、構図は縦横比「1:1」か「5:4」です。

今回はオーソドックスな「1:1」としました。

結果は下のような感じで切り出しています。

構図とトリミング

画質と解像度は十分なので、インスタ写真に有りがちな野鳥を画面いっぱいに大きく切り出すことも可能です。でも、今回は背景がスッキリしてないので却下しました。

そのかわりとして、凍りついた枝枯れ葉を入れる構図にしました。

鳥の配置は、写真を見る人が最初に目にする「鳥の目」を中央に配置するオートドックスな構図としました。

“sim”
結果的に、「いいね!」がいつもの2倍の1000件以上ついたので、構図としては「当たり」だったみたいです。

という具合に構図が決まったので、最後の仕上げとして、明るさと色をLightroomで詰めていきます。

 

Lightroomの「明るさ」と「色」の設定

基本的には、スマホ版Lightroomを使って、スマホ画面上で明るさ・色を見ながら設定していくイメージです。

最終的に仕上がった写真をはじめに載せておきますね。

続いて、Lightroomの設定を紹介していきます。

今回の補正の方針をまとめると下のようになります。

補正のポイント
  1. 影の部分をシャドウで持ち上げて、柔らかな雰囲気にする
  2. 羽毛がふんわり見えるように「明るさ」の各パラメータを調整する
  3. 顔の部分が可愛く見えるように明るめに補正
  4. ツグミの羽や枯れ葉の茶色が映えるように彩度を調整する

 

明るさ設定

明るさ設定は、ハイライトを下げて、シャドウを持ち上げることで、見やすく柔らかい表現にできます。

でも、やりすぎるとパッとしない冴えない写真になるので注意が必要です。

この「シャドウ」「ハイライト」設定を中心に、「露光量(全体の明るさ)」、「白レベル」「黒レベル」などを調整して好みのタッチに補正します。

今回の写真の設定値は下のとおりです。

Lightroom明るさ設定
“sim”
とはいっても、自動設定でもそりなりに見れる写真になることが多いよ。

 

カラー設定

カラー設定は、色味を強く出したいときは、「自然な彩度」「彩度」の順に調整していきます。

今回は、ツグミの羽と枯れ葉の茶色が映えるように彩度を上げています。

これもやりすぎると不自然な写真になってしまうので、「ほどほど」にしておくのがコツです。

Lightroom色設定
“sim”
撮影時に露出やホワイトバランスを失敗していると明らかに色味が変な写真になってしまうけど、その場合は、「色温度」「色かぶり補正」である程度は救えるよ。

 

撮影機材

次の3点セットで撮影しています。

使ったカメラとレンズ
  1. カメラボディ:SONY α7R3
  2. 超望遠レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
  3. 1.4xテレコン:SONY SEL14TC

高画素フルサイズセンサーのカメラボディに、400mm相当の超望遠レンズ、1.4xテレコンのセットです。さらに全画素超解像ズーム(デジタルズーム)で2倍の画角にしているので、1120mm相当の焦点距離で撮影しています。

なお、今回はテレコン未使用なので800mm相当の焦点距離で撮影しました。

SONYのミラーレスカメラ『α7RIII』は野鳥撮影に使えるか?

2018.03.12

SONYFE100-400+a7R3

 

まとめ

以上、半逆光で劇画調に撮れてしまったツグミくんを、Lightroomを使って可愛く補正する方法でした。

まとめると、下のような感じです。

補正のポイント
  1. 影の部分をシャドウで持ち上げる
  2. 羽毛がふんわりするように「明るさ」の各パラメータを調整する
  3. 顔の部分が可愛く見えるように明るめに補正
  4. ツグミの羽や枯れ葉の茶色が映えるように彩度を調整する

Adobe Lightroomを使えば、写真表現の幅が広がるのでオススメです。

“sim”
僕はRAW保存してないけど、JPEG保存でも今回くらい補正は簡単にできるよ。ちなみに今回の作例もJPEG保存だよ。

では

関連コンテンツ_グーグルアドセンス



ABOUTこの記事をかいた人

sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。