野鳥撮影用にα7RIIIを買ったのでファーストレビューをします

アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。

野鳥撮影用にソニーのα7RIIIを買いましたので、愛用のオリンパスE-M1 MarkIIと比較しながらのファーストインプレを書きました。

とりあえず、カメラの設定がザックリと終わったところで、まだ野鳥撮影には出ていませんので、そこまでのレビューということをご理解ください。

追記:2018年4月26日

α7RIIIの野鳥撮影のレビュー記事を下のページにまとめました。

ソニーα7RIIIの野鳥撮影レビューの目次ページ

 

a7RIII
“sim”
【補足】

その後の撮影テストで判明しましたが、SONY α7RIIIの方がE-M1 Mark2よりも遠くから簡単・キレイに写真が撮れることがわかりました。

詳しくは参考記事「野鳥ミラーレス対決」を参照ください。

α7RIIIを買った理由

僕が現在の愛用している野鳥カメラはオリンパスのOM-D E-M1 MarkIIですが、つぎの理由からα7RIIIを買い足しました。

  • OM-D E-M1 MarkIIをメンテナンスに出す間に使うカメラがほしい
  • ミラーレスのフルサイズ機を使ってみたい

ソニーのα9やキヤノンのEOS 5D MarkⅣとも迷いましたが、手持ち撮影で焦点距離が確保できる高画素のミラーレスということで「α7RIII」に決定しました。

合わせて買った超望遠レンズ

カメラボディの性能をフルに発揮できるように、ソニー純正の超望遠ズームレンズ『FE 4.5-5.6 100-400mm GM』と1.4倍テレコンを合わせて買いました。

これのレンズとα7RIIIで確保できる焦点距離については下のとおりで、詳しくは過去記事を参照ください。

  • APS-Cモード・テレコンなし=600mm
  • APS-Cモード・テレコンなし・全画素超解像ズーム=1200mm
  • 1.4倍テレコンを付けると、それぞれ840mm1680mmとなり、現在愛用しているOLYMPUSのE-M1 MarkIIと同等の最大焦点距離を確保できる

ただし、単焦点レンズとズームレンズの違いがあるので、ソニーのシステムでは1段暗くなります。

“sim”
後の撮影テストで判明しましたが、SONY α7RIIIの方がE-M1 Mark2よりも遠くから簡単・キレイに写真が撮れることがわかりました。

詳しくは参考記事「野鳥ミラーレス対決」を参照ください。

見た目の大きさ

パット見、α7RIIIとE-M1 MarkIIの大きさは超望遠レンズ込みで同じくらいです。

E-M1 野鳥撮影用のMarkIIとα7RIIIの大きさ比較

重さはソニーが少し重いくらいですねかね。でも2kg程度なので、軽量コンパクトです。同じシステムをキヤノンやニコンで組むと3kgオーバーですから。

設定してみてわかったα7RIIIとE-M1 MarkIIのちがい

結論をザックリ書くと、『α7RIIIよりもE-M1 MarkIIの方が、使いやすいし、設定の柔軟度が上』です。

ソニーのα7RIIIはオリンパスと比べると、融通が効かないというか、とてもわかりにくかったです。

カメラボディのボタン・ダイヤル類の使い安さ

フロントとリアのダイアルともに、ソニーのα7RIIIは使いにくいです。とくに露出設定ダイヤルは硬くて片手だと非常に回しにくいです。

α7RIIIのダイヤル類

対してオリンパスはエルゴノミクスを配慮した作りでとても使いやすいですね。

ただし、α7RIIIにはE-M1 MarkIIにはないマルチセレクター(ジョイスティック状のボタン)とコントロールホイールが付いているので、操作感ではα7RIIIの方が優れている点もありました。

「設定できること」と「できないこと」

こちらもオリンパスの方がユーザ目線で作られていると実感しました。

“sim”
ソニーはちょっと癖が強い感じがしたよ。

以下、僕が野鳥撮影に使いたい機能に限定して、設定できるかどうかを比べてみました。

オリンパスE-M1 MarkIIにできて、ソニーα7RIIIにできないことを書き出すとこんな感じになります。

  • C-AFで拡大表示する
  • ISO Autoに設定したときに、撮影中にISOをリアルタイムで表示する*

*αではシャッターボタン半押しでISO Auto時のリアルタイム表示が可能です。

対して、ソニーα7RIIIにしかできなかったことはつぎの1つです。

  • マニュアルフォーカスをしながらのリアルタイム拡大表示

他に、ソニーの方が優れていたのは「カスタマイズ用のボタンとダイヤル類がの数が多い」点です。

静物のフォーカス合わせに対する設計思想のちがい

静物、鳥撮りでいうところの「止まりもの撮影」時にガチピン写真を撮る方法については、ソニーとオリンパスでは違うようです。

オリンパスはAF前提ですが、ソニーはマニュアルフォーカスでピントを微調整して欲しいという設計でカメラを作っていると実感しました。

なので、ソニーで野鳥の止まりものを撮影するときは、マニュアルフォーカスでガチピンを狙っていこうと考えています。

“サル君”
でも、AFよりもMFの方がどうしても遅いから、シャッターチャンスには弱そうな予感がするな…
“sim”
追記しておくと、実際の撮影現場ではオートフォーカスに頼りきっています。

実感としては、MFよりAFの方が精度が高いからね。

まとめ

良くも悪くもソニーのカメラは癖がありますね。ですが、この辺は慣れなので、使い込むうちに気にならなくなるでしょう。

問題は、撮った野鳥写真のクオリティが上がるかどうかですね。

これについては後日レポートしたいと思います。

事後報告:SONY α7RIIIにして写真のクオリティーが上がった

文中にもリンクを貼っておきましたが、その後、SONY α7RIIIとOLYMPUS OM-D E-M1 Mark2の比較テストしました。

結論としては、遠くから簡単・キレイに写真が撮れるのは、間違いなくSONY α7RIIIの方でした。

“sim”
論より証拠。下に遠距離撮影したヤマセミの作例を載せておきます。

見よ!

この驚きの解像感!

Crested Kingfisher/ヤマセミくん 久々にヤマセミくんのポートレートをupします。カッコ良く撮れたので、お見合い写真にも使えそうです。 テレコン装着、20-25mの距離での撮影です。 わずか2kgの手持ちカメラで、これだけ鮮明に撮れたので、もう言うことないです☺。動物写真の命である「目」もクッキリ撮れますね。 ISO 100, 560mm, ƒ/10, 1/250, -1 ev, SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS + SEL14TC SONY α7RIII #ヤマセミ #野鳥 #野鳥倶楽部 #バードウォッチング #CrestedKingfisher #japan #birdphotography #bird #wildbird #birdstagram #birdwatchers #birdlovers #birdextreme #birddogoftheday #bestbirdshots #pocket_birds #birdsofinstagram #eye_spy_birds #your_best_birds #allmightybirds #bird_brilliance #nature_brilliance #nuts_about_birds #nature_worldwide_birds #exclusive_wildlife #instagramjapan #birds_adored #YourShotPhotographer #macro_drama

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ABOUTこの記事をかいた人

シミズサトル

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。