sim(@ssiR01)です。
高城剛氏が最近出した「多動日記(1)健康と平和」が面白かったのでレビューします。
この多動日記という本、タイトルと目次からはまったく内容を想像できません。
なんせ、目次はすべて世界都市の名前ですから(笑)
実際、目次だけ読むと、「なーんだ、ただの旅日記か…」と思っちゃいます。
なので、タイトルや目次だけ見て買おう思えるのはたぶん高城信者だけです(笑)
ですが、内容は「黒本シリーズ」並にヤバイです。そして面白い!
紙の本では絶対出版できない内容ですよ、これは(笑)
なので、この本の内容が少しでもわかるように、紹介記事を書くことにしました。
目次を通訳してみた
本書「多動日記(1)健康と平和」の目次は、すべて世界都市の名前なので、目次から内容を推測することは絶対にムリです。
そこで、本書を書かれている内容がわかるように、目次を通訳したのでご覧下さい。
- シリコンバレーのレジェンドは多動症
- 多動な高城剛は45分刻みで行動する
- イノベーター(革新者)は多動である
- 多動なイノベーターは、民主主義社会では生きられない
- 自動車の移動はサバイバル能力やコミュニケーション能力を著しく落とす
- 200年ほど前の人類は、1日2食の生活を営んでいた
- 砂糖は国家が売る合法ドラッグ
- 人の朝食を見れば、年収がわかる
- 米国国立ガン研究所が認める医療大麻
- この時代の勝者は、1%の金持ちではなく、インディペンデント
- 世界最大の売上を誇る反社会組織は日本の山口組で、規模はタイの国家予算に匹敵する
- 都心に住む覚醒剤常用者は40人にひとり
- インターネットにある情報は世の中の10%もない
- 著名なDJはイビサのひと夏が終わると例外なく入院する
- 農業は人類をカロリー中毒にした
- 小麦とケータイのために働く現代人
- プロは常に逆回りの世界一周チケットを組みわせて格安で旅行する
- あらゆるカード情報が盗まれるクロイツベルクのスキミング通り
- 格安航空チケットを買う裏の方法
- テレビ局が滅びるのは時間の問題
- サイバー裏稼業を営む本職が使うブラウザーはFirefox
- 「消費者」という名の奴隷
- 「三菱」「三井」「住友」が、実質的な日本のオーナー
- 次世代DNAシーケンサーが描く未来
- Kindleで直販すれば印税は70%まで跳ね上がり、作家と編集者の立場が逆転する
- あらゆる作家は起業家でなくてはならない
- 幸せは神経伝達物質セロトニンで説明できる
- 外的要因に左右される幸せは錯覚に過ぎず、セロトニンが出ない
ざっと書き出してみたが、なんとなく本書の内容が想像できたのではないでしょうか?
「ちょっと、こんなことまで書いちゃっていいの?」って内容がたくさん書かれていて、読み始めると止まりません。
気になる内容を少し紹介
基本的にエッセイのようなものなので、内容は前後になんの脈絡もありません。
しかし、本人が本書のはじめに「多動症」であることを告白しているように、「多動」が大きなテーマであることに変わりありません。
その多動について書かれれいる高城剛氏のメッセージは、現代社会で生きづらさを感じている人に勇気を与えることでしょう。
たとえば、この辺とか…
残念ながら現在、あらゆる理由で動きを封じ込められている多動な人たちに、あえて大声で言いたい。民主主義的世界で生きてはいけない3%の人々よ。多動およびその気がある仲間たちよ(きっと、ハーフ)。まだ、人生が何十年も続くなら、今の日々を改めたほうがいい。無理して頑張っても、民主主義的世界では、やがて生きていけなくなるから。なにより、自分がこわれる前に。
まとめ
高城剛著の「多動日記(1)健康と平和」をザックリと紹介しました。
「多動日記」は未来文庫としてKindleでシリーズ化するようなので、今後が楽しみです。
高城剛氏が書く本の内容はオリジナリティが非常に高く、本書も他では知ることのできない情報が惜しみなく書かれています。
気になる方は是非に手にとって見て下さい。
ちなみにお値段680円、Kindle Unlimitedの方なら0円で読めますよ。
では