sim(@ssiR01)です。
北海道の三国峠は道内でもっとも標高の高い峠で、その周辺の国道273号は交通量も少なく快適なツーリングロードです。
ここは僕の帰省ツーリングの通り道でもあります。
今回は時期もGWということで途中にある大雪湖はまだ半分くらい凍っていましたし山には残雪が結構ありましたが、天候に恵まれ快適なツーリングとなりました。
その時の写真も交えてこのツーリングロードの魅力をご紹介しましょう。
場所とルート
今回、ご紹介するのは「大雪湖→三国峠→糠平湖」までのルートです。
この区間は交通量も少なく快適に走ることができます。もちろん眺めもGoodです。
スタート地点の大雪湖からゴールの糠平までは、全長52kmの観光シーズンでも空いている直線とゆるいコーナーが交互に連続するのどかな道です。
注意点としては、この区間にガソリンスタンドがないことです。
最寄りのスタンドは北は上川町、南は上士幌町なので、このルートに入る前に給油を済ませておくことをオススメします。
特に三国峠からの眺望はなかなかのもので、季節ごとに違った顔を覗かせてくれます。
大雪湖
層雲峡から国道39号を西進し、帯広方面へ向かうために国道275号に右折します。
大雪湖はその交差点を左折してすぐのところにあります。
この湖ではオショロコマやアメマスといったイワナの一種が釣れます。クマも出るのでご注意を!
下の写真では時期がGWということもあり、まだ湖は半分くらい凍ったままでした。
かなり解氷してきましたが、まだまだ春の風景ではなく、下界から来ると異次元の世界です。
国道39号と国道273の交差点からすぐのところに大雪ダムがありますが、ここから快適ロードの始まりです。
39号線と比べると交通量が一気に少なくなるが実感できることでしょう。
この大雪ダムとトンネルを越えると、パーキングエリアがあります。
このパーキングエリアにはトイレしかありませんが、次に休憩できるのは三国峠のPAになるので、僕はいつもここで休憩を入れてます。
大雪湖→三国峠
大雪湖から三国峠に向けてどんどん山を登っていきます。
このルートはR100くらいの緩いコーナーをあまり長くない直線道路が繋いでいてバイクで走ると気持ちいいです。
僕は風景写真を撮りながらの超ノンビリペースです。
この季節、頂上付近は残雪がきれいでしたよ。
三国峠に近づくと標高も高いだけあって残雪も多くなってきます。
この長くて暗いトンネルを抜けると三国峠です。
三国峠
風景写真を撮るなら、峠のパーキングエリアよりも少し糠平側に下ったところの方が良いかもしれません。
しかし、ここには層雲峡から糠平の区間で「唯一の売店」がありますのでぼくの場合は大抵ここで休憩していきます。
ここでは軽食なども食べれますよ。
ただし、売店とトイレは冬期間は閉鎖されているのでご注意を。
奥に見える小屋が売店・食堂・トイレです。冬は全部閉鎖されます。
こちらが真冬の三国峠PAです。パーキングは空いてますが、他はすべて封鎖されています。
北海道の田舎道はこういう所が多いの注意が必要です。
三国峠→ 糠平湖近く
三国峠を糠平湖方面に下って行くとすぐに、山と山を結ぶ橋にさしかかりますが、この辺りからの眺めがなかなかに絶景です。
このルートの中で一番の絶景エリアです。写真を撮るためにだけに通っている人もいるほどです。
なお、一番下の橋はコーナーがかなり回りこんでいますので、よそ見とスピードの出しすぎには注意が必要ですね。
道なりに峠道を下っていくと、白樺の林がなんともいい雰囲気を出しているところが数箇所あって、僕のこの辺の景色も好きです。
三国峠を下りきってしまうとあとは緩いコーナーと長い直線道路の連続です。
交通量が少なく見通しも良いのでかなり気持ちよく走れます。
しかしながら、エゾシカが多い区間でもありますのでスピードの出しすぎには注意が必要ですね。
糠平湖の手前近くまで降りると、十勝三股の小さな街があります。
ここに三俣山荘という喫茶・軽食のお店があるのですが、なかなかに雰囲気が良いのでオススメですよ(下の写真)。
あとは糠平まで道なりで、快適ロードが続きます。かなり長い直線路もありますが、エゾシカの飛び出し事故が多いのスピードの出しすぎには注意しましょう。
撮影機材
オリンパスTG-3、ダイバー御用達の水中カメラで信頼の防水・耐衝撃性能です。天候に関係なく使えるので、ツーリングの心強いお供です。
- 防水:15m
- 防塵
- 耐衝撃:2.1m
- 耐荷重:100kg
- 耐低温:マイナス10度
レンズもF2.0と明るくて使いやすいですね。
現行型は新型が出ています。
使っているシートバック
YZF-R1のツーリングに使っているシートバックは、モトフィズのミニフィールドシートバッグです。
YZF-R1のようなリアシートの面積が少ないSSタイプのバイクでも抜群のフィット感をみせるところが気に入っていますね。
容量も可変で19〜27リットルもあり、5泊くらいのツーリングはこれ1つで十分です。
今回のツーリングではMacBookも積み込んでいます。
なお、取り付けにはコツがいるので、興味があれば下の参考記事を見てみて下さい。
【参考記事】
【YZF-R1】シートバックを固定・取り付けする方法【TANAX motofizz ミニフィールドシートバッグ】
さいごに
北海道三国峠の紹介でした。ここの魅力はコーナーもさほどキツくなく、そして交通量が道東地区でもかなり少ないという点です。もちろん景色もすばらしいです。
年に一度は走りに行きたくなる道ですね。
では