アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
SONYの高画素ミラーレスカメラ『α7R3』が性能を発揮できる標準レンズをSONYストアで聞いてきたので、ブログにまとめます。
- FE 24-70mm F2.8 GM(ズーム)
- FE 24-105mm F4G(ズーム)
- FE 24-70mm F4 ZA(ズーム)
- FE 55mm F1.8 ZA(単焦点)
- FE 50mm F1.4 ZA(単焦点)
FE 24-70mm F2.8 GM(ズーム)
万能ズームレンズとして性能重視で1本だけ買うなら、『FE 24-70mm F2.8 GM』が第一候補に上がります。
このレンズであれば、α7R3の性能を余すことなく発揮できるそうです。
F2.8で明るいため、夜間撮影も守備範囲。
被写体にもわりと寄れるので、物撮りもOK(最短撮影距離0.38m, 最大撮影倍率0.24倍)
この大きさ、なんとキヤノンの同等品「EF24-70mm F2.8L II USM(88.5x113mm, 重量:805g)と比べても大きくて重いです。
FE 24-105mm F4G(ズーム)
夜間撮影をあまりしないのであれば、『FE 24-105mm F4 G』を勧められました。
解像も十分で、AF駆動音もしないため動画撮影もOKとのこと。
被写体にもわりと寄れるので、物撮りもOK(最短撮影距離0.38m, 最大撮影倍率0.31倍)
一番の問題は、人気すぎて2018年4月現在で2ヶ月待ちらしい。
大きさは、意外と大きく「24-70mm GM」レンズより一回り小さいレベル。
キヤノンの同等品「EF24-105mm F4L IS II USM(83.5×118mm 重量:795g)と比べるとわずかに小さく、重量も軽いです。
FE 24-70mm F4 ZA(ズーム)
同じく夜間撮影をあまりしないのであれば、ツァイスの「FE 24-70mm F4 ZA」もオススメとのこと。
解像感も高く、上の2つのズームレンズよりもかなり軽量コンパクトです。
なんと、重さは24-70GMの半分!
最短撮影距離0.4mと最大撮影倍率0.2倍は上の2つより少し劣る程度です。
キヤノンの同等品「EF24-70mm F4L IS USM(83.4×93mm, 重量:600g)」と比べると一回り小さく、重量も3割ほど軽いです。
マイクロフォーサーズの大三元神レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mmF2.8 pro(69.9x84mm, 重量:382g)」と比べて、わずかに大きいくらいです。
FE 55mm F1.8 ZA(単焦点)
続いて、単焦点レンズですが、一番最初に勧められたのがツァイスの「FE 55mm F1.8 ZA」です。
今回の候補の中ではもっとも軽量コンパクトで、AFも速く、解像度も申し分ないとのこと。
最短撮影距離0.5mと最大撮影倍率0.14倍から推測すると、あまり寄れないためブツ撮りは苦手そう。
キヤノンの撒き餌レンズ「EF50mm F1.8 STM(69.2×39.3mm 重量:160g )」と比べると細いけど、長くて重いです。
FE 50mm F1.4 ZA(単焦点)
「FE 50mm F1.4 ZA」は50mmの単焦点レンズとしては、Eマウントレンズの中で最高峰の写りです。
でも、大きくてかなり重いです。
最短撮影距離0.45mと最大撮影倍率0.15倍から推測すると、このレンズもあまり寄れないためブツ撮りは苦手そう。
キヤノンのレンズ「EF50mm F1.4 USM(73.8×50.5mm 重量:290g )」と比べても、大きさ重さともに2倍以上です。
まとめ:結局、どれを買うべきか?
基本、プロユースに耐えうる性能のレンズを選ぶと大きくて重くなります。
なので、一般人がスナップ撮影だけに使うと割り切るのであれば、
ズームレンズなら、10万円台で買える「FE 24-105mm F4 G」か「ツァイスFE 20-70mm F4 ZA」、
単焦点レンズなら8万円前後で買える「ツァイスFE 55mm F1.8 ZA」でしょうかね。
でも、お金に余裕があってプロ並みのクオリティの写真を撮りたい場合は、20〜25万円クラスになってしまいますが、「FE 24-70mm F2.8 GM」か「FE 50mm F1.4 ZA」を選んだ方がいいでしょうね。
α7R3の標準レンズ選びですが、以上のような結論となりました。
では