大人のライダーにオススメしたいもっとバイクが好きになる本3選

大人のライダーにオススメしたいバイク関連の本を3種類ほど紹介します。この本を読めば、あなたのバイクライフはより彩りを増して、もっとバイクのことが好きになれますよ。

 

1.路上へ。TOURING RUN MEANS…

バイクエッセイです。

バイク関係の書籍の中では僕が一番好きな本です。残念ながら絶版で今は中古でしか手に入りません。

そんなに売れた本ではないので、気になる人は中古市場から消えるまえに手に入れましょう!

著者はチョッパーといわれるボロボロの改造ハーレーを愛車にしていて、それでツーリングしたときのことをひたすら綴っています。ライダーならきっと琴線に触れるはず。

 

断じて言おう。オートバイは良い子の乗り物ではない。自立すらできない不安定ぶりゆえ、車線という法則からも解き放たれ、前後タイヤのわずかなトレッドゴムのみで路面と密接に触れあいながら、三次元の中空を飛翔する解放。
スロットルを握り続ければどこまでだっていける自由。その代償として引き受けるのは、ささいなミスひとつでアスファルトの路上に叩き付けられるリスク。
生ぬるい過保護にどっぷり浸かり切ったこの国で、オートバイは教えてくれる。危険と愉悦はいつも裏腹、リスクなく手に入る楽しみなんてたいしたものじゃない。
誰もが思うままに生きていける世の中がやってくるには、もう少し時間がかかりそうだ。だから僕らバイク乗りは一足先に、うたかたの自由を求めて旅に出るのだ。[あとがきより]

ぼくの中でのイチオシのバイク本です。この本は極めてニュートラルにバイク乗りの真実を語っていて、バイク乗りなら、きっとオートバイという乗り物がさらに好きなると思います。

ノンフィクションでバイク旅について淡々と書かれているのですが、何度読んでも飽きることがありません。読みやすいので読書が苦手なライダーでも大丈夫ですよ。

 

2.バート・マンロー スピードの神に恋した男

この本はオートバイの最速記録に挑戦し、見事に世界記録をつくった老人バート・マンローの実話(ノンフィクション)です。映画化もされているのでご存知の方も多いことでしょう。バイクに乗る方もそうでない方もバート・マンローの生き方には学ぶべき点が多いです。

バート・マンロー スピードの神に恋した男
ジョージ・ベッグ
ランダムハウス講談社
2007-01-27

 

 

物事にハマってに何かをなし得ることを尊さを彼の人生が身をもって教えてくれていています

驚くべきは彼のバイタリティです。一日のうちの起きている時間のほとんどを、大好きなバイクの改造に費やしています。しかも高齢で!

彼の情熱は尽きることがなく、63才で世界記録に挑戦するために単身アメリカに渡っており、その挑戦は彼が亡くなる直前まで続きました。
マイク・マクマナスは、「僕達が人生で投資できるものは時間と情熱だけだ」というような言葉を残していますが、バート・マンローはまさに地でそれを実践しているように思えました。
また、彼バート・マンローは「夢を持たない人間はキャベツ(野菜)だ」と語っています。おそらく、栽培されるだけの意思をもたない存在というようなニュアンスだと思いますが、これも心に残る一言です。
この本を読了した後は、思わず何か大きなことにチャレンジしてみたくなりますよ。

書籍の方は、読書が苦手な方には少々読みにくいと思いますので、そういう方は、DVDの方から見ることをオススメします。

 

3.バイク漫画「ジャジャ」

この漫画、バイク乗りの生態を実に正確に描写しています。内容はいわゆる日常系なんですが、話題がかなりマニアックなので、読みごたえがありますよ。

話題はメインテーマのイタリアの旧車レストアから日常のツーリング、旧車レース、ジムカーナ競技、モトクロスレースなどかなり幅広く楽しめます。

宮城は19歳のフリーター。普段はバイク便のライダーをしている。彼の住むマンションの1階は「GOBLIN」というイタリアンバイクの旧車を主に扱う店だ。そしてそこの店主は、レナという元気で可愛い年上の女性だった。レナにはバイクの事をよくわかっていない客には、いくら金を出されても売らないという頑固なところがある。そんな彼女の前に、フェラーリとMVアグスタのコレクターである青田という青年実業家が現れた。レナは馴れ馴れしく青田を良く思っていない。だが1000万円積まれてしまい、トラの子のGPレーサーを手放すことに…!?

内容はマニアックですが、明るく健全な話ですので読者を選ばないと思います。

2017年2月現在で21巻まで出ています。主人公はヘタレな青年ですが、回りには女性(バイク乗り:主に年上)が多いような…。

この設定からは一見「どこのラノベの主人公だ!?」とツッコミを入れたくなりますが、そこはみなさんバイク乗り、一癖も二癖もあるライダー独特の世界観で描かれています。

日本では「バイク=暴走族」のような悪いイメージを持たれることが多いですが、ヨーロッパでは成熟した大人の趣味としてステータスの一つとなっています。大人の趣味としてのちょっとマニアックなバイクの世界を垣間見てみたい方にもオススメしたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

シミズサトル

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。