外出先での創作活動の心強い味方になってくれるのがMacBookAir、2017年2月現在であればMacBook12インチです。
*この記事はMacBook12インチ発売前に書かれたものを、さらに追記したものです。
iPhoneやiPadAirでもかなりのことができますが、やはりMac本体と比べるとできないことが多々ありますから。
この記事では僕がMacBookAir13インチまたはMacBook12インチを使ってするモバイル創作活動をシチュエーション別に紹介します。
1.MacBookの操作性はスマホやタブレットよりも断然よい理由
外出先で、膝の上で作業するときの安定感はモバイルノートが一番です。
外出先のリビング、移動中の電車、車、ベッドルーム、カフェ…など、場所を選ばずに膝の上に瞬時にデスクトップと同等の環境をつくることができるは何気にスゴイことです。
タブレットでも最近はかなりのことができるようになってきましたが、オールマイティーに使えるのはMacBookシリーズですね。
ざっとその理由を書き出してみるとこんな感じです。
- 画面の広さ
- 膝の上に置いたときの物理的な安定感:タブレット型だと、ディスプレイ側が本体になるため重量バランスが悪い。
- タイピングのしやすさ
- 創作に使えるアプリが充実している
2.DTM用途(ライセンスの問題)
DTM用途では、メインマシンを別に持っている場合にはアプリのライセンス問題がちょっと面倒です。しかし、面倒臭がらずに管理をちゃんと行えばモバイル環境での活用もできますよ。
Apple純正のDAWの場合と、ライセンスを気にせずGarageBandやLogic Pro Xを複数のMacの入れて使えます。ぼくは今、Logicばっかり使ってますので、本格的にMacBookAir(MacBook)を活用しようと計画しています。
それに比べるとCubaseなど他のDAWはライセンスキーの管理が面倒です。現に僕がCubaseを使っていた時代は外出先でのDTMを諦めていました。
WAVESなどのプラグインや純正以外の音源のライセンス管理はLogicであろうとCubaseであろうと面倒であることには変わりがないので、この辺は必要に迫られるまでモバイル用途では使わないでおこうと考えています。
WAVESの場合は手動でライセンスの移動が比較的簡単にできるのですが、面倒くさがりのぼくにはハードルが高いですね。
3.動画用の画像編集
僕の場合、画像編集にPhotoshopを愛用しているので、iPhoneやiPadでちょっと無理です。
タブレットやスマホでも使える画像処理ソフトが最近では充実してきていますが、まだまだPCと同じ環境をiOS端末でつくるのは無理ですね。
お絵描きもPhotoshopでたまにやっていますので、ペンタブを持って歩けば外出先でもできちゃいます。実際、出張先に持っていて夜の空いた時間にお絵描きをしていた時もありました。
なお、お絵かきについては最近、iOS端末のアプリも高機能なものが増えてきました。お絵かきについては、現在、iPad ProとApplePencilとアプリProcrateの組み合わせでやっています。
しかし、PCやMac用アプリと比べると機能面ではまだまだ見劣りしますね。
4.動画作成
MacだとiMovieやFinalCutProというリーズナブルな動画編集アプリがあります。
ぼくは、FinalCutProを動画作成に使っていますが、これも外出先でライセンスを気にせず複数のMacで使用可能です。機能的にはまだ使いこなせていませんが場所を選ばずに使えるのは嬉しいですね。
5.ブログ書き
テキストのみでしたら、iPadで良いのですが、画像を加工したり少し凝ったことをしようとするとタブレットのみでは厳しいです。
まあ、使えないこともないのですが、やはりMacBookの作業効率には勝てませんね。
6.老眼にやさしい13インチ
ぼくのMacBookAirは13インチモデル(late 2010 1.86 GHz Intel Core2Duo 256GB/4GB)で、11インチモデルと比べると大きくて重いのですが、老眼には仕事で使っている11インチよりも目にやさしいです。
MacBookAir13インチから買い替えたMacBook12インチはデフォルトで表示される文字サイズが小さいですが、これはあとから変更できます。画面の表示領域が若干犠牲になりますが、見やすさ優先で文字サイズを大きくできますよ。
7.大きさと重さ
可搬性にはデバイスの大きさと重さが重要になってきます。
MacBookAir13インチは出張時に「ちょっと大きくて思いかな」と感じることが多々ありましたが、後に発売されたMacBook12インチではこの辺の問題が見事に改善されてました。
MacBookAir13インチは、薄さは申し分ないのですが、面積がA4サイズの紙よりも一回り大きいのでジャストA4サイズのカバンでは収まりきらないことがありました。
重さですが、MacBook13インチとMacBook12インチの両方使ったことがありますが、ハッキリ言ってMacBook12インチの方が軽く感じますよ。
なお、この後買ったMacBook12インチはMacBookAirの重さ・大きさ問題を見事に解決したモデルです。ジャストA4サイズのカバンにも無理なく収まりますから。
余談ですが、今から10年以上前のジョブズがAppleに復活した頃に買ったPowerBookG3は15インチサイズの液晶で本体重量も3kg以上ありましたから、1kgちょいしかないMacBookAirは十分軽いといえます。
このPowerBookG3、本体だけで50万円以上しましたから、Macもずいぶん安くなったなあと思います。この3kg以上あるMacを毎日持ち歩いていたのですから、1kgちょいしかないMacBookAirなんて可愛いものです。
さいごに
モバイル創作活動をするのであれば、今ならMacBook12インチモデルがベストな選択です。タブレットと比べてもトータルバランスは高いですから。
マシン性能的にデスクトップMacやMacBookProシリーズと比べると見劣りしますが、可搬性を考えるとやはりMacBook12インチに行き着きますね。
では