iPhone 6を今日入手しましたので、その画像とともに第一印象などを書いておこうと思います。おもに残念な点など…
購入したiPhone 6はシルバーの128GBです。
デザイン:見た目の印象
ぼくは田舎住まいですので、実機を確認せずに購入しました。
auショップで実機を見ての第一印象は「ネットの画像よりも高級感がないな」です。
自宅に戻ってじっくりと眺めても、今まで使ってきたiPhone 5と比較して、「安っぽい」「カッコ良くない」「手に持った感じデカイ」です。
この辺りは写真ではなかなか伝わらないと思います。ご購入の検討中の方で、お急ぎでない方は実物を実際に店頭で手にとって、ご購入やカラーなどを決められた方が賢明だと思います。
ぼくはiPhone 5でも特に困っていませんでしたので、今回の買い物は正直非常に微妙です。
デザインに関してはジョブズが生きていたら、きっと発狂していると思います。
見た目の印象
写真ではなかなか伝わりませんが外観写真など。設定をしている間に夜になってしまったので太陽光のもとで写真をとれませんでしたが、久しぶりに一眼レフを引っ張り出してきての撮影です。
薄さはさほど感じませんが、のっぺりとした扁平な印象です。これまでのiPhoneのような工芸品のような高級感は感じられません。ホームボタンと枠の部分のバランスも良くないと思います。
側面と背面はアルマイト加工されたマットな質感ですが、唯一ボリュームボタンの隙間だけがつるつるの光沢仕上げです。
安っぽさに大きく貢献している箇所
(1)スピーカーの穴が大雑把になってしまった
両側2段小口径 (iPhone 5) →片側1段大口径 (iPhone 6)
(2)液晶ガラスの端がラウンド加工になってしまった
このラウンド加工は目視で確認できないくらいのスロープであれば高級感があったと思いますが、数ミリ幅のスロープなので光にかざすと目視で確認できてガラスっぽく見えないことが安っぽさに貢献しているような気がします。
(3)側面の金属部分のラウンド加工も安っぽさに貢献している
これは強度的にあるいは機能的に何か意味があるのでしょうか?持ちやすさを優先したのであれば、膨らみの部分は削って今までどおりに直線形状にして幅をよりスリムに追い込んで欲しかったです。
これらエッジの立っていないデザインが「最近のApple製品にみられるデザインの美しさ」をスポイルしているように思えます。
背面のアップルマーク
iPhone 5では背面パネルをさらに削りこんで光沢あるアップルマークをつけていましたが、iPhone 6では反対に凸状にアップルマークが背面パネルより浮き上がっています。より傷つきやすいデザインに改悪されたと考えられます。
凸型カメラレンズとDライン
凸型カメラレンズは、レンズを下にして机に置いた場合に予想したよりは本体ががたつきませんが、出っ張っている分、早くもステンレスのリングまわりに小さなゴミが溜まっています。掃除が大変そうです。
技術的に面一に出来なかったのであれば、本体の厚みを増やして面一加工とし、その分バッテリー容量を増やして欲しかったです。凸型カメラレンズの残念さはデザイン的にもっともアップルらしくない部分だと思います。
Dラインは樹脂製です。写真では白く見えますが実際はすこし透明度があります。これも材質から時間が経った時に傷や変色が心配です。
アイコンの配置のバランス
見慣れていないせいもあるかもしれませんが、間延びしているように感じます。iPhone 5の時はぎっしりと隙間なくアプリのアイコンが並んでいて、その数も多すぎず少なすぎずカッコ良く見えました。
操作性:文字入力
手のひらに収まります。ぼくは男性としては手がやや大きい方です。
ここは無理なく指が届きます。
しかし、ここは指を置きにくく、油断するとiPhoneを落としそうになります。 結果、文字入力は両手の方が安心感があって早いです(ぼくの場合です)。
充電について不便になったこと
現時点では、使い込んでいませんのでほとんど機能の評価はできませんが、一つだけ不便を感じた点がありましたので、ご紹介したいと思います。
今まではiMacのUSBポートからパワーサプライ付きのUSBハブ経由で充電していましたが、iPhone 6に変えてからそれができなくなりました。下のようなアラートが出てしまいます。非常に不便で残念です。
2014.10.23追記
このアラートは相変わらずですが、充電はされていました。
それ以外は普通に使えています。ライブドアのブログ記事アップにについては画像がsafariからアップできないなどの不具合が報告されています。
便利になったこと
指紋認証は非常に便利です。5Sを使っておられる方は既にこの恩恵を受けているので新鮮味がないと思いますが、パスコードロックを外すのやアップルIDの入力が指一本をホームボタンにかざすだけで済むので、一度この便利さを味わうと二度と昔には戻れません。