アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
僕の撮影スタイルはお散歩スナップです。公共の交通機関で行ける都市公園で、手持ち用の軽量コンパクトな撮影機材で野鳥撮影を楽しんでいます。
このシリーズ記事ではそのようなスタイルでの野鳥の撮影方法について、野鳥撮影の初心者さん向けて事例ごとに解説します。
今回は、札幌の公園で2月下旬に撮影した『シマエナガ』写真について解説します。
シマエナガ写真と撮影した状況など
シマエナガを発見したときは、いつものように木のてっぺん付近で動き回っていましたが、しばらくバードウォッチングに徹していると、7〜8mくらいのところまで近寄ってきたので、そこを撮らせてもらいました。
下の写真はそのうちの一つ。
でもいつもは高い場所にいるので、運良く撮れても下のような感じの写真になり、大きく鮮明な写真はムリですね。
カメラの設定について
僕は画質優先がポリシーなので、シャッタースピードはせいぜい1/500までしか上げません。
つまり、飛翔シーンをはじめから捨てて、「とまりもの」をキレイに撮ることに集中するイメージです。
なので、僕がシマエナガを撮るときのカメラの設定は下のような感じですね。
- オートフォーカス:C-AFモードが多い
- ISOはなるべく低く(理想はISO100)
- シャッタースピードは1/250〜1/500くらいが多い
- 絞りは開放にしている時が多い
撮影時の注意点
シマエナガは接近しても逃げない野鳥と言われていますが、僕の経験ではそんなことないですw。
こちらから近づけば普通に逃げますので、先回りして野鳥の方から近づいてくるのを待つ方が近くで撮影できますよ。
接近するにしても、シマエナガくんに警戒されないように気をつかう必要があります。
撮影機材
野鳥撮影用に使っているのは、下の3点セットです(リンク先はAmazon)。
- SONYのミラーレス高画素フルサイズ機 α7RIII(ILCE-7RM3)
- SONY 超望遠レンズ FE 100-400mm F4.5-5.6 OSS
- SONY 1.4倍テレコン(SEL14TC)
総重量約2kgの軽量コンパクトな手持ち撮影用のシステムですよ〜。ちなみに、キヤノンやニコンで同等のものを揃えると重量が約3kgに増えます。
まとめ
以上、シマエナガを撮るときに僕が気をつけていることやコツ、撮影時の状況などザックリと解説しました。
シマエナガ初心者の方は、「とまりもの」にターゲットを絞って撮影した方が収穫があると思いますよ。
では