sim(@ssiR01)です。
高城剛氏といえば、カリスマブランディングに成功して熱狂的なファンがいる一方で、テレビのワイドショー報道のせいで「うさんくさいオジサン」というイメージを持っている人も多いことでしょう。
例えば、この本なんて見るからに怪しさ全開ですよね(笑)書いてある内容は面白いですけど。
そんな高城剛氏が発信しているメールマガジンを1年2ヶ月間購読してみたので、果たして読む価値があるのか?価値があるとすればどんな人にお薦めなのか?を書いておきます。
高城剛のメールマガジンの概要
彼のメールマガジンは、高城未来研究所「Future Report」とタイトルで毎週金曜日に発信されています。
メルマガの構成
メルマガの構成は以下のとおり
- 近況
- 世界の俯瞰図
- デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
- マクロビオティックのはじめかた/→現在は「未来放談」
- 身体と意識
- Q&Aコーナー
お薦めコーナー
この中で、特におもしろいのが「Q&Aコーナー」です。
このコーナーでは読者から人生相談(それ以外の質問もあり)に対して、高城剛氏が独特の世界観で回答をしています。
非常に視点が斬新で、世界中でノマド生活をしている氏ならではのグローバルで俯瞰的な回答に自分自信の価値感を揺さぶられる人も多いでしょう。
僕もその一人です。
次にお薦めなのが「世界の俯瞰図」
このコーナーでは氏が世界情勢と日本のありようを俯瞰的に語ってくれます。
私見たっぷりですが、日本のマスコミでは決して報道されることのないショッキングな未来予想が語られていて、普段はまったく気にすることのない世界情勢と外から見た日本という国を改めて考えさせられます。
他のコーナーについて
デュアルライフのコーナーでは、海外移住する場合の諸々の手続きと現地での生活費や食習慣などが具体的に書かれています。
実際に海外移住を検討している人であれば有益な情報ですが、僕はいつも流し読みです。
他のコーナーはゲストが書いているコラムです。僕はいつも流し読みですね。
読む価値はあるのか?
人気のQ&Aコーナー
まず、メールマガジン一番人気のQ&Aコーナーですが、これは1年くらいのタイムラグをおいて、編集されたものがKindleで「白本」「黒本」シリーズとして安く販売されます。
一冊280円くらいで、Kindle読み放題の契約をしている方ならタダで読めます。
ですので、QAコーナーに限っていえば、リアルタイムにQAコーナーを読みたい人でなければ、メルマガを購読する必要はありません。
その他のコーナー
時事問題について
マスコミが報道しないようなブラックな内容を知りたいのであれば読む価値ありです。
僕が購読を続けている理由はまさにコレですね。
最近だとアメリカ大統領選はなかなか面白かったです。米ドルの一時的な暴落も高城剛氏が予想していたとおりになりました。
海外移住について
少しでも興味があるなら、読む価値ありです。
具体的な情報がたくさん書かれていますので、自分が移住する場合の課題がイメージできるようになります。
例えば、月の生活費やしきたりなどは国よってバラバラですから。
僕は読み飛ばしていますが…
読みやすいか?
QAコーナーは読みやすいです。
しかし、他のコーナーは書いてある内容自体が難しいこともあって、ちょっと読みにくいですね。疲れている時だと読み飛ばしてしまっています。
2016年いっぱいまで続いていたマクロビオティックのコーナーは比較的読みやすかったけど連載が終わってしまいましたね。
どんな人にお薦めなのか?
高城剛をうさんくさいと思っている人に一番勧めたいですね。
おそらくテレビ報道を鵜呑みにしている人が大半だと思うので、高城剛氏のいう日本式システムという名の悪しき日本社会の仕組みを知っておくためにも読んでおいた方がいいでしょう。
高城剛に共感を憶える人にはあえてお薦めはしません。
このメールマガジンも信者ビジネスの側面が強いので、1年くらい購読すれば飽きてくるからです。
ちなみに、このメールマガジンに書いてある内容は胡散臭くないので安心してください。
さいごに
ちょっとうさんくさいイメージがつきまとう高城剛氏ですが、他に類をみない生き方には惹かれてしまいます。
真似はできないにしても、メール購読者のほとんどは高城剛氏の今を知りたい人だと思います。いわゆる信者さんですね。
僕もその中の一人です。
今回は、その辺を抜きにして客観的に彼のメールマガジンを購読するべきどうかについて書いてみました。
購読すると月864円かかりますので、この金額に尻込みしてしまう人は280円で買える「白本」「黒本」シリーズを買って読んでみることをお薦めします。
白本と黒本はKindleでしか読めませんので、紙の本をご希望の方には「グレーな本」をお薦めします。
どれもQ&Aコーナーを編集したものですので、メールマガジン購読を疑似体験できますよ。