写真にムダ毛が写ってしまったお陰で、主被写体よりもムダ毛に目がいってしまう時ってありますよね。
構図でいうところのビジュアルウェイトが、意図せず『ムダ毛』になってしまった残念なケースです。
でも、Photoshopでレタッチすることで、短時間でムダ毛を目立たくなくさせ、美しい写真にすることができるんです。
この記事では、Photoshopの以下2つのツールを使った簡単なムダ毛処理の方法を紹介します。
- スポット修正ブラシツール(ムダ毛を消す)
- ぼかしツール(背景である腕をぼかす)
Photoshopでレタッチしたビフォアー・アフターを比べる
先にPhotoshopレタッチでムダ毛を処理した写真のビフォアー・アフターを見せます。
上の写真はAppleWatchを被写体とした腕の写真ですが、無加工ではムダ毛が見苦しい写真です。
これを見栄え良くするためにムダ毛を薄く加工して、主被写体のAppleWatchが引き立つ写真にさせました。
この加工方法はPhotoshopを使えば、わずか2ステップで簡単にできますよ。所要時間はたったの5分!
Photoshopレタッチに使ったアプリと機材
Adobe Photoshopは必須で、ペンタブはあった方が便利ですが、別になくてもOKです。
一応僕が使っているPhotoshopとペンタブを下に紹介しておきます。
PhotoshopはLightroomとセットで月々980円で契約しています。
ペンタブは、無線タイプは必要ないので、安く買える有線タイプのリンクを紹介しておきますね。
ムダ毛を目立たなくするPhotoshopレタッチの方法
Photoshopで使うツールは次の2つです。
- スポット修正ブラシツール(ムダ毛を消す)
- ぼかしツール(背景である腕をぼかす)
なお、ぼかしツールは使わなくても目的は達成できますが、最後に仕上げで使うと主被写体の時計が引き立つ写真になります。
ステップ1:ムダ毛を消すツールの使い方
写真のムダ毛を消すには『スポット修正ブラシツール』を使います。
使い方は簡単で、上の写真にあるようにツールボタンをクリックして選択し、
つづいて、ブラシのサイズを毛の一本一本を覆うくらいの大きさに調整します。
あとは目立つムダ毛を『スポット修正ブラシツール』でなぞって、1本1本消していくだけです。
以上の要領で、ムダ毛をザックリと消したのが下の写真です。
まあ、これでも十分なんですが、今回はもう少し手を加えます。
ステップ2:仕上げのぼかしツールの使い方
最後に背景である腕の部分にぼかしツールをかけて、被写体であるAppleWatchを目立たせます。
方法は簡単で、『ぼかしツール』をクリックして選択し、
つづいて、ブラシサイズを大きめに調整して、腕のエリアをいい感じにボカして行くだけです。
それで最終的に仕上がったのが下の画像です。
腕の部分が目立たなくなって、主被写体のAppleWatchが引き立ったでしょ!
まとめ
以上簡単ですが、写真に移ったムダ毛を目立たくなくさせて、主被写体を引き立たせるPhotoshopレタッチの方法でした。
短時間でできるので、ぜひ試してみてください。
では
所要時間はたったの5分だよ!