不労所得者を目指しているアニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
『マネーの公理』がかなり良かったので紹介します。
ただし、投資に興味のある人限定です。
この本を読むことで、『投資に失敗しないための秘訣』を知ることができます。
この本の概要は以下の引用のとおりで、いわゆる『投機(投資)の教科書』です。
ウォール街で密かにロングセラーになっている「投機の教科書」。かつて金融界で名を知られたスイスの金融マフィア「チューリッヒの小鬼たち」による儲けの掟を初めて明文化した。
この本には、失敗事例が山のように掲載されていて、その事例をもとに作られた12個の『儲けのオキテ』が書かれています。
目次構成
第一の公理 リスクについて
もし心配なことがないなら、十分なリスクをとっていない。
- 副公理1 いつも意味のある勝負に出ること
- 副公理2 分散投資の誘惑に負けないこと
第二の公理 強欲について
常に早すぎるほど利食え
- 副公理3 予めどれだけの利益がほしいのかを決めておけ。それを手に入れたら投機から手を引け
第三の公理 希望について
船が沈み始めたら祈るな。飛び込め
- 副公理4 小さな損失は人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何度かそういう経験をすると考えろ
第四の公理 予測について
人間の行動は予測できない。未来がわかると言う人を信じてはいけない
僕もこれで、儲けのチャンスを逃したクチですよ。
第五の公理 パターンについて
実際、暴落は予測不能で、突然やってくるってことを昨年1年で身をもって体験したよ。
相場に普遍の法則やパターンはない
- 副公理5 歴史家の罠に気をつけろ
- 副公理6 チャーティストの幻想に気をつけろ
- 副公理7 相関と因果関係の妄想に気をつけろ
- 副公理8 ギャンラーの誤謬に気をつけろ
第六の公理 機動力について
根を下ろしてはいけない。それは動きを遅らせる
- 副公理9 忠誠心やノスタルジーといった感情のせいで下落相場に捕まってはいけない
- 副公理10 より魅力的なものが見えたら、ただちに投資を中断しなければならない
第七の公理 直感について
直感は説明できるのであれば信頼できる
例えば、人が親兄弟を認識する仕組みは、ほぼ無意識下の直感だそうです。
- 副公理11 直感と希望を混同するな
第八の公理 宗教とオカルトについて
宇宙に関する神の計画には、あなたを金持ちにすることは含まれていない
- 副公理12 占星術が当たるのであれば、すべての占星術師は金持ちであろう
- 副公理13 迷信を追い払う必要はない。適当な所に置くことができれば楽しめる
第九の公理 楽観と悲観について
楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない。
第十の公理 コンセンサスについて
大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。
- 副公理14 投機の流行を追うな。往々にして、何かを買う最高のときは、誰もそれを望まないときである。
第十一の公理 執着について
もし最初にうまくいかなければ忘れろ
- 副公理15 難平買いで悪い投資を何とかしようとするな
第十二の公理 計画について
長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ。
- 副公理16 長期投資は避けよ
まとめ
以上、投機の教科書『マネーの公理』の紹介でした。
投資(投機)をはじめてから、何となく疑問に感じていたことが、見事に言語化されていて感動しました。
もし、投資(投機)に興味のある人で未読なら、ぜひ読んでおくことをオススメしますよ。
では
でも、その上、投機で失敗しないためのコツが書かれていて、スゴく、ためになった。