アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
ちょっと前に読んだ『お金持ちの教科書』という本が、学びが多くてよかったので紹介します。
この本、Kindle Unlimitedなら0円で読めちゃいますよ。
まあ、少しは進歩できてよかったんじゃないの。
お金持ちとは?
金融資産1億円が境目らしい。
金利だけで暮らしていけるって理由だよ。
なぜ1億円なのかは諸説があるが、働かずに何とか生活できるギリギリの水準が1億円だからという部分が大きいと思われる。1億円の金融資産を運用すれば、どのような時代でも3.5%程度の利回りは何とか確保できる。…
1億円の3.5%は350万円である
この場合だり、金利3.5%で年収1000万円だからね。
お金持ちはケチ?
お金持ちは「無駄金を使わず、自分にとって必要なものにだけ投資する」という法則。
お金持ちはケチだとよく言われる。たしかにそれは本当だ。
多くのお金持ちが無駄なお金を使わないが、何でも出費を抑えているわけではない。使うべきところには使っている。
使う必要がないと思うところにはビタ一文払わない代わりに、自分が必要だと思ったことには何の迷いもなく大金を投じる。
お金持ちは、どこに金を使うべきかという感覚がふつうの人とは異なっているので、ある部分が一般人から見たらドケチに見えるだけなのだ
金持ちは人と違う行動をとる
お金持ちになった人の多くは、「人と違うことをやってお金持ちになっている」という法則。
多くの人は、ムラ社会で仲間はずれにされるのを極端に恐れる。
このため、他人と自分は同じであるという確認作業を常に行っており、行列に並ぶのはその最たるものだという。
多少過激だが、この意見は傾聴に値する
お金持ちはコスパ重視
お金持ちは、「コスパの優れているものにしかお金を使わない」という法則。
筆者が話を聞いたお金持ちの多くが、海外旅行の際にはビジネスクラスを使っている。
だがファーストクラスを使うお金持ちは意外に少ない。
なぜビジネスクラスがいいのか聞いてみると、一番多い回答が「もっともコストパフォーマンスが高いから」だった
時間の売買
お金持ちは、「お金をもらって時間を売る」という法則
このように、世の中にはせっせとお金を出して時間を買っている人、お金をもらって時間を売っている人がいる。1日24時間は皆に平等というのは本当なのだが、実際には、その時間が売り買いされており、時間を上手に切り売りした人は大儲けできているのだ。
このことに気づいて以降、何か欲しいものやしたいことが出てきたときには、それに支払う時間の値段が、欲しいものに見合うかを常に考えるようになったという。
人に使われる側か使う側か?
「人は使われる側にいるうちはお金持ちになれない」という法則。
お金持ちの発想:「自分ができる範囲には限界がある。Y君は、自分はあくまで投資家であり、オペレーションは誰か詳しい人に任せればよいと最初から考えている」
凡人の発想:「ふつうの人は、働いて給料をもらうことが当たり前と思っている。働いて給料をもらう世界では、自分には何ができるかという視点がすべてになる。自然と、目線は使われる側になってしまう」
お金持ちになるためには、人と違うことにチャレンジする必要がある
既出の「人と同じ行動をとっているうちはお金持ちになれない法則」と同じですね。
うまくいくとわかっていて誰にでもできるようなことなど、ふつうは存在しない。
仮に存在していたとしても、皆が争って実行するので、そのチャンスはすぐに消えてなくなってしまうはずだ
モノに対して興味を持つ人がお金持ちになりやすい
お金持ちは「物事の仕組みに関心が高い」という法則。
モノに対して興味を持つ人がお金持ちになりやすいのは、仕組みに対する関心が高いからである。
ただがむしゃらに働くだけでは、お金持ちになることはできない。
お金持ちになるための最短コースは、やはりお金を儲けるための仕組みを作り出すことである。
本当にお金に結びつくチャンスは20回に1回くらいしかない
「お金儲けができるチャンスは数を打たなければつかめない」という法則。
ビジネスチャンスや投資チャンスの話を耳にしたとしても、本当にお金に結びつくケースは20回に1回くらいしかない。
少なくとも5回や10回チャレンジした程度ではうまくいかないというのは常識であり、とにかく数を打ってみることが重要なのだ。
金持ちは「安心」と「安全」の差で儲ける
お金持ちは「安心と安全の差を知っている」という法則。
安全よりも安心を望む人が多いと、リスクが過大に評価され、機会が過小評価される傾向が強くなってくる。本当は安全なのに、「安心ですよ」というお墨付きがないばかりに誰も手を出さない、という機会損失があちこちに存在している可能性があるのだ。
特に投資の世界では、多くの人がパニックを起こしているときには、信じられないような投資チャンスがゴロゴロと転がっている。 2003年に金融危機が起こりそうになった際、メガバンクの株価が50円を下回るケースが出た。その後、信用不安が治まると株価は簡単に5倍から10倍に跳ね上がった。2003年に投資していれば、それだけで大金を手にできたわけである
リスクは、どこかで必ず取らなければならない
「分散投資では大きく儲けることはできない」法則
世の中では、リスク分散が絶対的に正しいことのように言われているが、そうではない。以前、株式投資にチャレンジしようとしている人に対して、少ない銘柄に集中して投資するようアドバイスしたことがある
株式の平均的リターンは6%くらいしかない。ふつうに投資していたのでは年6%がいいところだ。
だが急上昇が期待できる銘柄に集中投資すれば、大幅に損するかもしれないが2~3倍も夢ではない
飲み会は無駄か?
飲み会の是非についてのお金持ちマインド。
金持ち「そうですね。飲み会の8割が無駄になります」
著者「8割への出費は無駄と諦めるのですか?」
金持ち「とんでもない! その人は今後会う価値がないとわかることは大きな収穫です」
他、気に成った金持ちトピックス
- 初対面で有利な立場に立つためには、外見は極めて重要
- お金を儲ける能力を身につけるには、お金儲けをするしかない
- いくつもの課題を同時並行で処理できる人が、お金儲けには向いている
- 「最近の若いヤツは!」などと説教をするようになってから、お金持ち脳に転換するのは、ほぼ不可能である。
- お金持ちになりたければ、年配者の意見は無視すべき
- 貧乏人と付き合うと貧乏になる。お金持ちになりたいなら、お金持ちと付き合うべきだ
- 人間には「消費者」と「投資家」の2種類しかいない
- 最悪なのは、「お金がないのに、お金からも仕事からも自由になれない人」
- 金持ちの時間単価は高い
まとめ
以上、『お金持ちの教科書』を読んで、僕の琴線にふれた内容の紹介でした。
言われてみれば、「なるほど〜」と思うことばかりですが、それらが言語化されて自分の腑に落ちただけでも読んだかいがありました。
では