バイクツーリング用に買ったオリンパスの防水コンパクトデジタルカメラSTYLUS TG-3のレビューです。
このカメラ、現在はモデルチェンジしてTG-4となっていますが、TG-4とTG-3の違いはわずか仕様変更のみでほとんど変化なしです。
それだけ完成度の高いカメラです。
STYLUS TG-3(TG-4)の特徴
F2.0の明るいレンズを採用しているのできれいな写真が撮れます。画角も広角端25mm、望遠端100mm(光学4倍ズーム)で旅先でオールマイティーに使える点がいいです。
でも、一番のセールスポイントはアウトドアユースでのタフなボディ性能で、ザックリと説明するとこんな感じです。
ダイバー御用達の水中カメラで信頼の防水・耐衝撃性能です。天候に関係なく使えるので、ツーリングの心強いお供。
- 防水:15m
- 防塵
- 耐衝撃:2.1m
- 耐荷重:100kg
- 耐低温:マイナス10度
以前、使っていたCanonのIXYシリーズをツーリング中に破壊してしまっただけあって、頑丈さにこだわって選びました。
広角25mmの画角は風景写真が得意
旅先の風景写真は、このカメラの得意とするところです。広角25mmという画角の広さからダイナミックな写真が撮れますよ。
下の写真はインスタグラムに投稿したものなので、両端がトリミングされていますがこの広さです。
接写も得意、食レポや物撮りもOK
オリンパスのカメラらしく接写も得意です。近接撮影距離はなんと1cm〜10cm!
なので、食レポや物撮りも得意ですよ。
F2.0の明るいレンズと近接撮影性能のお陰で、暗い室内でも下のようなギターの弦の拡大写真や、MacやiPhoneのケーブルの拡大画像も楽々撮影できてしまいます。
*照明は天井のシーリングライト(蛍光灯のみ)
下の写真はギターの弦の高さを測っている画像です。
ライトニングケーブル、USB-Cケーブル、USBケーブルの画像
さすが顕微鏡メーカー、顕微鏡撮影もできちゃいます
オリンパスといえば国内大手の光学顕微鏡メーカでもあります。僕も職場で生物顕微鏡(1000倍)を愛用していました。
このカメラTG-3はというと、実体顕微鏡に迫る顕微鏡撮影が可能です。倍率10倍〜数10倍くらい?ですかね。
下の写真はジーンズを顕微鏡撮影モードで撮影したのもの。手持ち・屋内でここまで撮れるのは脅威です。
詳しくはこちらの記事を参照
専用アプリでWIFI機能を様々な活用できる
スマホへの画像転送やリモコン操作もできてしまいます。リモコン操作ではiPhoneなどのスマホで画像を遠隔で確認しながら撮影することが可能です。
下がオリンパスカメラのWIFIアプリのメニュー画面。
こちらがリモコン操作画面。ご覧のようにカメラに写っている画像を確認しながら撮影できます。
つまり、三脚を利用すれば自撮りも出来るということです。
下の写真が、このカメラのリモコン機能を使って、スマホで遠隔撮影したものです。結構、便利ですよ。
カメラの外観
大きさは一般的なコンデジと比べると一回り大きいですが、ジーンズのポケットに楽々入る大きさです。ツーリング以外でも散歩や旅先などではポケットに入れて歩いています。
操作ボタンや操作性はシンプルな作りで悩む要素はなにもありません。特に取説を読まなくても使えます。
水中カメラだけあって、防水機能も高そうです。しっかりゴム性のシールがなされています。
USBなどの各ポート
バッテリーとSDカードスロット
欠点
このカメラの欠点を一つだけ書いておくと、液晶画面が可動式ではないために手持ちの自撮りができない点です。
しかし、これは、防水や耐衝撃性を考えると仕方ないかもしれません。
手持ちのセルフィー画像はスマホで十分代用できるし、本格的なのは三脚とリモコン機能を使えばこのカメラでもできるので、まあ問題ないといえばないですね。
さいごに
以上、オリンパスのアウトドアカメラSTYLUS TG-3の紹介でした。細かい欠点もありますが、概ねバランスの良いコンデジです。
旅先やアウトドア、とくに水辺などでは気兼ねなく使えるいいカメラですよ。
では