スポット的に予定が空いたので、すかさず有給をとってR1でロングツーリングに。心に渦巻く諸々を吹き飛ばしに行ってきます。行き先は例年どおり、道東方面です。
宿だけ決めて、ルートは決めない放浪タイプのツーリングです。下調べもしてないし、ナビも持ってないので、まあテキトーな旅です。
ライダーはなぜバイク旅に出るのか?
年に1回は自分の頭をリセットするためにバイク旅に出ています 。日帰りツーリングでも気分はスッキリしますが、数日間、完全に日常から離れての旅では得られるものが違うのです。自分の中に渦巻いている雑念を綺麗サッパリ消すことができます。
仕事や日常生活で溜まりに溜まったストレスを洗い流すのです。
このためにバイクに乗り続けているといっても過言ではないでしょう。
あと、バイクに乗って旅をすると生きていることを実感できます。バイクは危険なの乗り物ですので、旅にでることで死を身近に感じながら数日間過ごすことになるからです。ほとんど場合、このことに無自覚だと思いますがライダーはツーリング中、無意識に死を感じているのです。
日常生活ではそんな感覚を味わうことはそうそうないと思います。これは現役のライダーにしか分からないことだでしょう。
ツーリング初日、知床斜里町をめざすも雨に振られる
天気は降ったり降らなかったりで、雨具を常時着用でした。気温は10度台でこの時期としては寒かったです。バイクもいきなりドロドロになってしまいました。
ブーツカバーが破れていたため浸水して、さらに寒い思いをしました。コンビニで買ったビニル袋とビニテで応急措置して、この上からブーツカバーを履くことで浸水を防ぐことに成功。
天気が悪かったので写真をあまり撮ってないのですが、サロマ湖畔の写真を貼っておきます。
知床ツーリングの拠点に選んだのは斜里温泉・湯元館
この宿はオススメできるので、少し紹介を。斜里温泉・湯元館という宿で、場所は知床から近い斜里町です。安い温泉宿で二食ついて一泊6000円いかないくらいで、素泊り4000円台、仕事で利用される方が多いようです。
部屋にトイレや風呂はついておらず共同です。しかし、キャンプよりは快適ですので、この手の宿をよく利用します。部屋の写真を下に貼っておきます。一般のホテルと比べるとちょっと不便なところもありますが、知床や屈斜路湖方面を観光するには地理的に最高の拠点になります。
楽天トラベルなどで一人部屋がリストにない場合など、直接宿に電話で問い合わせると都合してくれたりします。
バイクは屋根のあるところ(倉庫)に駐車できます。
通信環境は、2014時点ではWIFIもなく3G回線しか来ていません。しかし、日常から脱出が目的の旅ですので全く問題なしです。
ご飯は普通ですが、コンビニ弁当よりは高級感があります。ご飯と味噌汁は暖かいの頂けますが、おかずは仕出しで冷たいです。飲み物(お茶・水・インスタントコーヒーなど)は24時間無料で利用可能です。
温泉の設備は古いですが24時間利用できます。人が混んでいる時間だと蛇口からでるお湯の温度調節が結構難しいです。
浴衣やタオルなどは受付で無料で借りることができます。ていうか、部屋にはないので受付で借りなくてはいけません。
基本、セルフサービスな宿なので連泊の場合、部屋の掃除は一切入りません。
このような設備もありますが、ぼくは今回全く使っていません。部屋の設備としては、テレビ、ストーブ、扇風機、デスクスタンド、そしてちゃぶ台です。もちろん、寝具一式も。
しかし、浴衣、タオル、歯磨きセットなどは部屋に付属しませんのでご注意を。タオルはフロントで貸してくれます。歯磨きもフロントで買えますが持参した方が安くつきますね。部屋着のようなものも用意しておくと便利からもしれません。
この辺がちょっと不便なところですが、僕はあまり気になりませんでした。旅行シーズンはかなり混んでいて予約が取りにくいので、早めのご予約を。