先日の北海道帯広市に行ってきたので、その時に撮った旅先スナップをまとめました。
レンズはマニュアルフォーカス50mm単焦点『ZEISS Loxia2/50』1本のみで、
使ったカメラボディは、ふだん野鳥撮影に愛用しているSONY α7RIIIです。
マイクロフォーサーズ規格のミラーレスと標準ズームレンズを持っていこうか悩みましたが、50mm縛りでどんな写真が撮れるか実験してみたくて、今回は50mmレンズ1本勝負の旅となりました。
なお、帯広で北海道胆振東部地震に被災したので、街並みを撮影できたは2日間だけです。
駅と鉄道のスナップ
まずは札幌発帯広行きの特急「スーパーとかち」の写真です。50mmの画角でも特に問題なく収まりました。
上の写真はインスタグラム用に縦横1:1にトリミングしているので、ノートリの写真も載せておきます。
しかし、帯広駅は50mm単焦点レンズでは全体像を写せませんでした。
撮影スポットを丁寧に探せば撮れたかもしれませんが、さっと撮るだけでは下の写真くらいにしかなりません。
やはり、50mmでは画角が狭すぎるので、構図を工夫するか撮影場所をまじめに探さないと、さすがに絵になりませんね。
ランチレストランのスナップ
ランチを食べたときの写真もとくに問題もなく撮れました。
なお、今回立ち寄ったランチレストランのレビューは下の記事を参照してください。
まず店内の様子は下のような感じです。
暗い店内でしたが、明るい単焦点レンズのおかげで画質を犠牲にすることなく撮れました。
テキトーにパッと撮った室内写真ですが、暗い部分の階調も潰れず、照明も白飛びせずにキレイに撮れます。
レンズの基本性能が高いおかげでしょう。
…で、問題のランチですが、使ったレンズが最短撮影距離45cmのため、被写体にあまり寄れません。
最大寄っても下の写真くらいです。
ただし、カメラボディが高画素センサーのα7RIIIなので、多少のトリミングで画質が落ちることはありません。
たとえば、メンチカツの断面を拡大しても下のようにリアルに描写できているので、実用上問題はなさそうです。
街並みスナップ
つぎに帯広市内の街並みを撮ろうとブラブラ散策してみました。
ですが、テキトーに街並みを撮っても絵にならないので、被写体を路地裏に設定して、スナップすることに。
そんな中でも、一番雰囲気があったのが、下の「いなり小路」です。
上の写真のノートリ画像を下に載せておきます。
写真撮影のハンドリングについて少し書いておくと、街中で撮影者の立ち位置が制限される場合、単焦点レンズでは撮りにくかったです。
やはり、ズームレンズの方がシャッターチャンスに強いのは間違いないですね。
ともあれ、看板や外壁が昭和のレトロな雰囲気でいい味を出してました。
こういう昭和の雰囲気が漂うレトロな小路は中心街にいくつもありました。
しかし、昭和レトロな演出をしているのか、それとも本当に自然風化しているのかは分かりません。
他にも帯広中心街の小路をいくつか載せておきます。
・八丁堀
・新世界小路
そして、新世界小路の中にある居酒屋「炉ばたのあかり」。
店の佇まいは昔に通った時と変わりませんが、今も営業しているかどうかは謎です。
都市間バス
最後に北海道内の地方都市と札幌市を結ぶ都市間バスの画像も載せておきます。
今回はJRで帰る予定でしたが、震災の影響で運休してしまったため都市間バスを利用しました。
バスを50mmレンズで撮った時のが画角は下のような感じで、まあ普通です。
3列シートなので座席はJRよりもゆったりできますが、乗り心地はJRの方が圧倒的に良かったです。
都市間バスは久しぶりに乗りましたが、快適さでいったら、JR>レンタカー>>>バスの順ですね。
まとめ
以上が、帯広に小旅行したときの旅スナップのまとめでした。
僕自身、スナップ撮影は慣れてないので、被写体を探すのに苦労しました。
これが函館市のような観光地だと被写体に困らないので、また様子が違ったかもしれません。
という、ありがちなオチでした。
では