アニマルフォトグラファーのsim(@ssiR01)です。
DTMソフトウェアには、メーカーからライセンス譲渡・売却が規約上、認められていていないものがいくつかありますので、まとめました。
これらは、メルカリで出品されていたり、一部の買取屋で買取可能ですが、完全に規約違反になるので注意しましょう!
ELECTRI6ITY
VIR2社製の有名ギター音源ELECTRI6ITYは、ライセンス移譲が認められていません。
VIR2社の日本販売代理店「クリプトン・フューチャー・メディア」に問い合わせた結果、以下の回答が帰ってきました。
Vir2社製品は使用許諾上、再販、賃貸、貸与、贈与、譲渡することは固く禁止されています。
このギター音源、7万くらいしたんだよな。売れないのは地味につらい…
VOCALOID
初音ミク、巡音ルカなどのVOCALOIDシリーズも、公式の規約上、ライセンス移譲と売買が禁止されています。
VOCALOIDはメルカリで出品されていたり、宅配買取の買取リストにも載っていることがありますが、これらは完全に規約違反です。
以下、「クリプトン・フューチャー・メディア」公式の規約です。
ライセンスについて:ご購入頂きましたVOCALOID製品は、1パッケージにつき1台のコンピュータに限りインストールしてご使用頂けます。複数のコンピューターにインストールして使用することはできません。また、譲渡もしくは中古品として第三者に再販売することもできません。
クリプトン・フューチャー・メディアの他のVOCALOIDでも同様です。
たとえば、インターネット社の有名ボカロ「Megpoid」についても、中古品として第三者に再販売することは禁止されています(エンドユーザー使用許諾:第5条(禁止事項)の(6))。
VOCALOID for Cubase
ヤマハのVOCALOID for Cubaseシリーズも公式の規約上、ライセンス移譲と売買が禁止されています。
僕がライセンス譲渡について問い合わせてみたところ、販売店のヤマハからの回答は以下のとおりでした。
お問い合わせの件、誠に恐れながら「エンドユーザー使用許諾契約書」の第5条(禁止事項)と第6条(本ソフトウェアの権利および譲渡禁止)に記載されている通り、譲渡は禁止事項として定められております。
DTM音源やエディターの中では、VOCALOID関係のライセンス譲渡は全部ダメってことね。
まとめ
以上、DTMで、ライセンス移譲や売却が禁止されている音源やソフトウェアをまとめました。
DTMソフトウェアは高価なものが多く、DTMerの大切な資産ですが、意外とライセンス譲渡が許可されてないものが多いので注意しましょう!
中古市場ではかなり出回っているようですが、メーカーのサポートが受けられないばかりか、アクティベーション回数も限られていて結局使えなかったりしますので、手を出さない方が賢明です。
この記事の情報がDTMerの皆さんのお役に立てば嬉しく思います。
では
記事で紹介するのは、僕が持っているものに限るよ。