R1(国内仕様の購入をご検討されている方の中には燃費がどのくらいなのかご興味のある方もいらっしゃると思うので、ぼくが2年間記録してきた燃費データを公開します。それとタイヤライフについても少々についても書いておきます。
YZF-R1の燃費
2年間記録してきたR1の燃費データは以下のとおりです。
- 購入1年目は平均19.9km/L(総走行距離 6311km)
- 購入2年目は平均18.4km/L(総走行距離 5428km)
このデータを見るかぎりではYZF-R1の実燃費はリッタークラスの大型バイクとしては平均的かむしろ良い方だと感じますね。
20km/L近く走るので、後続距離も300km超だし、燃費面では使い勝手の良いバイクです。
YZF-R1とタイヤライフについて
1年目と2年目では履いているタイヤが違います。タイヤが違っても燃費にはあまり影響しませんでしてたね。
1年目はMICHELIN POWER PURE(スポーツ用ハイグリップタイヤ)で、2年目はMICHELIN PILOT ROAD3(スポーツツーリング用タイヤ)です。
スポーツ用ハイグリップタイヤ
1年目はライフの短いハイグリップタイヤでしたので、タイヤをなんとか1シーズン持たそうとしてアクセルをなるべく開けないような走りを心がけていました。それでも1シーズンでタイヤは終わってしまいました。
約6,000km保ったので、大型バイクのタイヤライフとしては標準的か、少し長めですね。
例えば、カワサキZZ-R1100に乗っていたときは、5000km程度しか保ちませんでしたし、W650も同じくらいでしたから。
スポーツツーリング用タイヤ
2年目はライフの長いツーリングタイヤに履き替えたためアクセル開度をあまり気にしなくなりました。それでも、タイヤに溝は残っています。
追記:最終的には北海道2シーズン保ちました。
大型バイクでタイヤ2シーズン保つというのは、今までで経験したことがありませんので、維持費的にはかなり美味しいですね。
このツーリングタイヤですが、カタログ上は他のハイグリップタイヤと速度レンジが同じです。
一応ZR規格のタイヤで時速240km超対応(速度レンジはたぶんWなので最高速度は時速270km対応ではないかと)ですので国内仕様のR1を一般人が乗るには十分な性能です。
また、ハイグリップタイヤの弱点でもあるタイヤ冷間時やウェット路面にも強いと言われているので限界までコーナーを攻めたりしなければ実用上むしろこちらの方が適していると言えるでしょうね。
さらにR1のトラクションコントロール機能の相まって、R1が安全に走行するためのパフォーマンスを最大限に引き出してくれるタイヤです。
ということで、ミシュランのツーリングタイヤがすっかり気に入ってしまいました。
さいごに
YZF-R1は燃費が約20km/L、航続距離300km超、タイヤもツーリングラジアルにすれば北海道2シーズン保ちます。
これらのデータを見るかぎり、YZF-R1はツーリングバイクとしてもなかなか使い勝手がよいと考えられますね。
では