初音ミクV3を自然に歌わせるためのCubaseのエフェクトとVOCALOIDエディターの調教(1)




この記事は僕がボカロを始めた初期の頃の調声方法について書いたものです。

使った曲は原由子さんの「花咲く旅路」、ボーカロイドは初音ミクV3、歌声ライブラリーはOriginalです。

 

音源

初音ミクV3を自然に歌わせるために試行錯誤した後の音源を貼っておきます。

 

 

追記:リメイク後

サウンドクラウドにカバー曲を上げた約1年後に、リメイクしたものも参考のために貼っておきます。

リメイク曲では、ボカロエディターでの調声はしていませんが、Cubaseで音圧を上げるためにコンプレッサーを深めにかけています。

 

Cubase(DAW)を使った初音ミクの調声

概要

概要を下の図にまとめました。

「ボーカロイド・トラックのインサート・エフェクト」をオレンジ色のエリアに、「センド・エフェクト」を青色のエリアに書いてあります。

スライド1

図の文字が小さくて見づらいので、箇条書きに書き出しておきます。

インサートエフェクト

  1. DeEsser
  2. Maximizer
  3. Studio EQ(プリセット:Read Vox Female)
  4. Tube compressor(プリセット:AM Female Vocal1)

 

センドエフェクト

3箇所にセンドしました。送り量はメモするのを忘れました。なお、現在、Cubaseはインスコしていないため、データをとれません。

センド1

  • monoDelay(Delay: 300, Feadback: 3.0, Mix: 5.0)

 

センド2

  1. monoDelay(Delay: 300, Feadback: 3.0, Mix: 5.0)
  2. Reverence(Pate At: 2sec, メインダイアルを11時)

 

センド3

  • Relevation(Concert Hall Natural, Level: -1.0db)

 

2.VOCALOIDエディターの調教

通常ですと、滑舌はベロシティー(下げる方)と子音分割で事足りることが多いのですが、今回はそれ以外の調声方法も試しましたのでまとめておきます。

  1. な行の子音の直前に1/64音符で「ん」を入れる
  2. 「わ」の直前に1/64音符で「う」入れる
  3. ら行の子音(とくに「る」)の滑舌が悪いときは、そのベロシティー値を上げる
  4. 耳に刺さるような子音は、そのベロシティー値を上げる
  5. 破裂音(たとえば「べ」)の滑舌が悪いときは直前に1/64音符の空白を入れる

 

さいごに

初音ミクV3の場合、V2に比べてかなり性能が上がっているので、ボーカロイドエディターでのベロシティーと子音分割、そしてDAWでの空間系エフェクトでかなり人間ぽい歌声にすることができます。

今回は歌声ライブラリにミクOriginalを使っていますが、DarkやSweetを使った方が歌い方がより人間に近づきます。しかし、僕は以下のデメリットからこれらの歌声ライブラリをメインボーカルに使っていません。

  1. 初音ミクを、人間らしく歌わせたい場合には歌声ライブラリーのミクDarkやSweetを使った方がそれっぽくなるが、ミクらしさが無くなるというデメリットがある。
  2. ミクDarkやSweetを使った場合、ミクOriginalの調教データがそのまま使えないので、はじめから調教のやり直しをしなくてはいけなくなる。



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sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。