LogicシンセAlchemyのレゾナンス(Resonance)で「ビョーン」「ギュイーン」な効果音をつくる

sim(@ssiR01)です。

Apple純正のDAW Logic Pro X 10.2に実装された新しいシンセサイザーAlchemy(アルケミー)についての解説シリーズです。教本はクリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99 (CD付き)を使ってます。

今回は、レゾナンス(Resonance)を使った効果音についてです。

レゾナンスというのは、フィルターセクションの重要パラメータで、カットオフポイント付近の音を強調してクセを与えることができます。

【カットオフに関する参考記事】Logic シンセAlchemyのフィルターの使い方:音色を加工する重要パラメーター

今回つくる音はこんな感じの「ビョ〜ン」っていう効果音です。

 

これはレゾナンス一定値とカットオフ量を時間で変化させること(モジュレーション)で簡単につくれます。

 

基本設定

オシレーターはSAW(ノコギリ波)、フィルターはローパスフィルター(Low Pass)、カットオフ(Cut off)はAHDSR2にモジュレーション(Modulation)させます。レゾナンスは12時と3時の2パターンで作ってみます。基本設定はコレだけです。

設定は下の図のとおりです。Cut offのモジュレーションはCut offノブをマウス右クリックで現れるプルダウンメニューの中から新しいAHDSRを選択します。AHDSRのカーブは下の図のとおり。

【AHDSRに関する参考記事】LogicのシンセAlchemyの音量をコントロールする2つのエンベロープ・ジェネレーター(EG)

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レゾナンスを使った効果音

レゾナンスがゼロの時

ぜんぜん「ビョーンビョーン」してないですよね。これがレゾナンスが働いていない時の音です。

 

 

レゾナンス50%(12時)

「ビョーン」って感じになったのがわかると思います。シンセサイザーっぽい音になりました。このような音の変化を『スウィープ』と呼ぶそうです。今回はカットオフのモジュレーションをAHDSR EG(エンベロープ・ジェネレーター)で行いましたが、LFOなどで行う方法もあります。それについてはまた別の機会に書きたいと思います。

 

 

レゾナンス80%(3時)

さらに音にクセが加わったのがわかるかと思います。

 

 

 まとめ

ビョーンとかギュイーンとかいう感じのシンセっぽい音を劇的に変えるには、このレゾナンスというパラメータがとても有効なのがお分かり頂けたのではないでしょうか。 これはノイズを使った場合にも同じような効果を得ることができます。

では

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sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。
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