sim(@ssiR01)です。
Apple純正のDAW Logic Pro X 10.2に実装された新しいシンセサイザーAlchemy(アルケミー)についての解説シリーズです。教本はクリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99 (CD付き)を使ってます。
コレを書いているボクはシンセサイザー初心者ですので、初心者向けの記事と思ってください。
今回は、オシレーターのピッチ調整の方法とポルタメント(AlchemyではGlide)の設定方法についてです。
Contents
オシレーターのピッチ(音域)調整の概要:TuneとFIneの設定
各楽器には固有の音域があるように、オシレーターではピッチ(音域)設定がとても重要です。
シンセサイザーではオシレーターのピッチ設定をTune(半音単位)とFine(半音の1/100単位)の2つのノブで調整できます。
Tune(チューン)で半音単位でピッチ設定
AlchemyではCoarseノブで調整します。Alchemyでは1目盛りが半音単位(Semis)という単位で中心から片側48目盛り分を調整できます。
12目盛りで1オクターブだから、片側だけで4オクターブも変化させることができるんです。ワオ!
下の動画はアドバンス画面のオシレーターAの詳細設定画面で実際にTuneのノブをいじっている様子です。14秒の短い動画ですので、ぜひ視聴してみて下さい。
Fine(ファイン)でピッチの微調整
FIneでは半音の1/100単位(cents)で調整が可能です。使い方としてはTuneで大まかに設定して、Fineで微調整って感じです。下の動画は実際にAlchemyのオシレーターAのFIneを調整している様子です。10秒くらいの短い動画ですので、実際に視聴した方がわかりやすいですよ。
応用ワザとしては2基のオシレーターでピッチをズラして鳴らす
オクターブずらす
重厚な響きになります。下の動画は1オクターブ(12Semis)ズラして鳴らした音です。
ハモらせる
3度音、5度音ズラすして鳴らすとハモった感じになります。
下の動画は、ド、ソの5度音(7semis)ズラして鳴らした和音です。
まとめ
以上簡単ですが、Alchemyのオシレーターの説明でした。今回説明しませんでしたが、Panを変化させたり他にも様々な音作りが楽しめそうです。
では