Logic Pro X シンセAlchemy(アルケミー)、オシレーターの6つの基本波形

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Apple純正のDAW Logic Pro X 10.2に実装された新しいシンセサイザーAlchemy(アルケミー)についての解説シリーズです。教本はクリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99 (CD付き)を使ってます。

コレを書いているボクはシンセサイザー初心者ですので、初心者向けの記事と思ってください。

今回は、オシレーターの次の6基本波形の設定と音についての解説です。

  1. ノコギリ波(SAW)、
  2. サイン波(SINE)、
  3. 矩形波(くけいは:SQUARE)、
  4. 三角波(TRIANGLE)、
  5. パルス波(PULSE)
  6. ノイズ(NOISE)

音は空気の振動で発生しますが、この「空気の振動」=「波」なのです。

つまり、波の形で音が変わりますので、シンセサイザーの基本波形(電子音)を覚えておくと音作りに役立つのは一目瞭然ですね。

では、これらの基本波形がAlchemyではどうやって出すのかについて書いてみます。

 

SAW(ノコギリ波)

AlchemyのSAWはこんな音です。まずは聴いてみて下さい。

 

SAW(ノコギリ波)はもっとも使用頻度が高い波形といわれてます。超重要ってことですね。代表的な音色としてはストリングスやブラスがあるよ。

Alchemyでの設定は簡単で、下の図のようにオシレーターのプルダウンメニューの中からを選ぶことができます。

SAWを選ぶ時は、Load VA > Basic > SAWと選んでやればOKです。他のSine、Square、Triangleなどの波形もほとんどBasicに入ってます。なお。オシレーターのデフォルト設定では波形はSAWになってますので、そのままでもOKですね。下の図では右側に線形がSAWの波形です。ノコギリみたいな形ですね、まんまです。

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SINE(サイン波)

AlchemyのSINEはこんな音です。まずは聴いてみて下さい。

 

SINE(サイン波)の特徴は、なんといっても倍音をまったく持っていないことです。この性格は設定でも変えることができないんです。他のほとんどの音は固有の倍音をもっていることを考えると、かなり特殊なキャラだといえますね。用途としては、リードやパッカーシブなクリック音、音を太くするときの補正用、あるいは極太のベース音なんかに使われているようです。

Alchemyでの設定は簡単で、同様にオシレーターのプルダウンメニューの中からを選ぶことができます。SINEを選ぶ時は、Load VA > Basic > Sineと選んでやればOKです。下の図では右側の線形がSINEの波形です。なめらかな線形が特徴ですね。

スクリーンショット 2016 06 24 9 25 01

 

SQUARE(矩形波)とPULSE(パルス波)

AlchemyのSquare(矩形波)とPulse(パルス波)はこんな音です。まずは聴いてみて下さい。

Square(矩形波)

 

Pulse(パルス波)

 

この2つの波形はどちらも四角が連続した波形です。(基本的には)

こちらがSquare(矩形波)で、等間隔で四角が並んでいるのが特徴です。

スクリーンショット 2016 06 24 9 25 59

一方、Pulse(パルス波)はこの間隔が違っています。AlchemyではBasicメニューに入っていなくて、Pulseメニューに7つのパルス波が入っていますよ。

スクリーンショット 2016 06 24 9 30 46

Squareはファミコンの音です。倍音はSAW(ノコギリ波)よりも少なく、偶数倍音がまったく含まれません。独特な透明感をもった太いサウンドが特徴とのこと(教本の受け売りですw、詳しくは教本をみてね。クリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99 (CD付き) )。

 

TRIANGLE(三角波)

AlchemyのTriangle(三角波)はこんな音です。まずは聴いてみて下さい。

 

Triangle(三角波)は丸いうつろな感じの音で、楽器でいうとフルートが近いです。使用例としては、リードやパッド、ベースなどですね。Alchemyでの設定の仕方は他の波形と同じで、オシレーターのプルダウンメニューの中から選びます。

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NOISE(ノイズ)

AlchemyのNoise(ノイズ)はこんな感じの音です。

 

Noise(ノイズ)はピッチがまったくない音です。通常の楽器音には固有の倍音が含まれているのですが、ノイズにはあらゆる周波数の音がすべて含まれているんです。用途としては効果音(SE)が多いです。風邪の音や波の音なんかがそうですね。

AlchemyでのNoiseの作り方ですが、オシレーター詳細設定画面で右側エリアのオシレーターを消灯してOFFの状態にし、その下側にあるNOIZEのスイッチをONに点灯させます。プルダウンメニューからはいくつかの種類のノイズを選べますよ。デフォルトではホワイトノイズになっています。

スクリーンショット 2016 06 24 11 42 01

 

さいごに

これで、オシレーターの基本波形の説明は終わりです。この基本波形の音を他のパラメーターで加工して音作りをしていくのですが、Alchemyには波形のプリセットだけでもかなりありますので、遊びごたえがありますね!

では

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動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。