札幌市の退職後の年金・国保・住民税の減免制度

sim(@ssiR01)です。

有給休暇の消化も今月いっぱいで終わり、来月から無職になります。それで今のうちから退職後の社会保険料や税金などの生活費の中で大きな割合をしめる費目の減免制度を調べておくことにしました。

まあ、退職者の儀式みたいなものですねw

減免申請ができるのは3つあります。

それは、国民年金、健康保険、住民税です。

 

国民年金

減免した場合には将来もらえる年金額が減るので、経済的に支払いが困難な場合以外はまじめに払った方がいいみたい。

このことを裏付ける説明としては下の記事が参考になります。

現に上の記事に紹介した本を読んだ後に、僕自身、こんなツイートをしています。

 

国民年金追記(2016.5.7): 区役所に聞いてきた

区役所で説明を聞いてきたので追記します。

結論から書くと、減免制度を利用すると将来もらえる年金額が目減りするので、収める余力がある人は減免申請しないで収めた方がいいです。僕は減免申請をしないことにしました。

ちなみに2016年の国民年金の月額は16260円です。

国民年金の減免制度の利用

僕のケースのように、退職して無職無収入になる人は減免される資格があるとのこと。減免の種類は全額免除と一部免除から選ぶことができます。

国民年金の減免制度を受けられる資格

全額免除を受けられる所得の目安は、単身世帯で57万円、2人世帯で92万円、4人世帯で162万円。一部免除だとこれが少しゆるくなる感じですね。つまり、無職・無収入であれば、減免の種類を選ぶことができます。

減免後の国民年金の納付月額

全額免除だと納付額はゼロ円です。

一部免除の納付額は、免除の種類によって月額4070円、8130円、12200円の中から選ぶことができます。

減免のもらえる年金額への影響

減免により納付額の負担はかなり少なくできますが、将来の老齢基礎年金額に影響するので注意が必要です。

たとえば、老齢基礎年金額への反映は、全額免除で1/2、3/4免除で5/8、半額免除で6/8です。

つまり、減免制度を利用すると将来もらえる年金額が少なくなるのです。ホントに生活が苦しい人向けの制度なんですね。

詳しくはこちらの札幌市のWebに書かれています。

 

健康保険

国民健康保険か任意継続か?

一般的には前年の年収が400万円以上ある場合には会社で掛けていた健康保険を任意継続した方が保険料が安い傾向があるとのこと。ただし、最初の1年目だけで、無職になって2年目からは前年の収入が激減するはずなので国民健康保険の方が安くなる場合がありますね。

あと、市町村によって国民健康保険料に差があります

今ある情報から試算すると、僕の昨年の給与所得ではこんな感じですね。

・任意継続の保険料年額:394128円(参考:全国健康保険協会Web

・国民健康保険料の年額:755640円(参考:札幌市Webサイト

 

僕のケースだと任意継続の方が安いですね。年額で361512円の差です。

国保の金額は区役所で見積もってもらいました。任意継続の場合には、標準報酬月額(サラリーマン時代の月給)の上限が280000円と決まっていますので、それを超える給与をもらっていた人は月額280000円で計算されます。つまり、納付額は最大で年額394128円になります。

さらに注意点として、任意継続は契約期間と保険料が原則2年間固定されています。途中で辞める場合には支払いを止めて「資格喪失」という扱いになる必要があります。この間の任意継続資格喪失から国民健康保険への切り替えがスムーズにできるのかですが、区役所の話では、一ヶ月前に相談に行けば空白期間なしで切り替えできるそうです。

任意継続から国民健康保険への切替方法(追記)

実際に体験しましたので、やり方を次の記事にまとめました。かなりスムーズに切替ができましたよ。

札幌市の例ですが、参考になれば幸いです。

健康保険の減免

僕の場合は、退職後3年目以降、稼ぎがなければ低所得者向けの減免が申請できそうです。そんな事態は避けたいですけどね。

以下、札幌市の場合の健康保険の減免条件です。

低所得者である場合

札幌市のWebサイトの情報です。

  • 前年の所得が33万円以下→7割減額
  • 前年の所得が33万円+(26万円☓加入者数)以下→5割減額(つまり単身なら前年所得59万円以下)
  • 前年の所得が33万円+(47万円☓加入者数)以下→2割減額(単身なら前年所得80万円以下)

解雇と倒産で失職した場合

前年給与所得を実際の30%として計算されます。たとえば、前年所得が100万円の方なら30万円で計算されます。

ただし、条件があって次の3つを全部満たさないダメです。

  1. 離職日が平成21年3月31日以降
  2. 離職日の時点で64歳以下
  3. 雇用保険の特定受給資格者または特定理由離職者

いわゆる倒産、解雇、病気などの理由ですね、以外とコレに該当する人は多いのではないでしょうか。厚生労働省のWebに詳しく載っています。あと、札幌市では、雇用保険受給資格者表の離職理由コードが11, 12, 21, 22, 23, 31, 32, 33, 34のいずれかと書いてありますね。

その他いろいろ

詳しくはこちらの札幌市のWebサイトに書かれています。

健康保険追記(2016.5.7) 区役所に聞いてきた

区役所で説明を聞いてきたので追記します。

健康保険の減免制度の資格

減免制度は、預貯金や資産もなくホントに支払い能力がない人向けの制度だと説明をうけました。

健康保険の減免額の試算

減免申請をする場合でも、前年との比較になるので、減免申請する年度と前年の所得が判明してからじゃないと手続き自体ができないと説明されました。

国民健康保険のまとめ

区役所の窓口では、「現時点では今年度の所得が不明なので減免について相談に乗ることができない」と説明されました。来年の1月〜3月くらいに再度、減免について相談しに行こうと思います。少しでも減免されるとウレシイですね。

 

住民税

市町村によってルールが異なります。

札幌市の場合には減免はキビシイですね。

具体的には、「1年間を限度として収める時期を延ばしたり、分割して収めるなどの納税猶予の制度」があるだけです。

こちらの札幌市のWebに詳しく書かれています。非常にレアケースの場合に限り、延滞金の全部または一部が免除されるようですね。一般人には当てはまりそうもないです。

住民税追記(2016.5.7):区役所に聞いてきた

区役所で説明を聞いてきたので追記します。

結論から書くと、区役所ではわかりませんでした。市税事務所に問い合わせする必要があるとのこと。今度、電話で聞いてみて可能性ありそうなら直に話を聞きに行ってみるつもり。

住民税追記(2016.5.8):市税事務所に聞いてきた

市税事務所に電話で聞いてみたので追記します。

結論から書くと、「減免制度は生活保護レベルの困窮状態じゃないと受けることができない」とのこと。

ただし、「前年1月から12月までの収入が100万円未満の場合には住民税はゼロ円になる」とのことです。

請求は毎年6月に送られてきます。

僕のケースだと2016年6月退職ですので、再就職が決まらず無職状態が続いた場合は、以下のようになります。

2016年(今年)の住民税

6月退職の場合には6月分は給与天引きになりますが、その年の不足分は後から請求される。

2017年(来年)の住民税

退職金も含めて2016年1月から12月までの給与所得から住民税が計算されて6月に請求がくる。ただし、退職金は控除対象になる。退職金の控除については詳しいことがわかったら追記しますね。詳細は札幌市のWebサイトに書かれていますが、税の計算が複雑でよくわかりませんね。

2018年(再来年)の住民税

2017年1月〜12月までの収入が100円を超えない場合は2018年から住民税がゼロ円になります。

 

まとめ

僕の場合、即座に減免してもらえるものは無さそうです。

退職後しばらくは健康保険料と住民税が高いのがイタイですが、サラリーマン時代の所得が反映される1.5年間はひたすら辛抱ですね。再就職できれば話は別ですがw

この間、退職金と雇用保険の大部分を社会保険料と住民税に持っていかれますね。

このイタイ固定費、住民税を先月分と同額で試算すると2016年は「月額なんと7.6万円!」

今では上記固定費の多さにビビってしまい、生命保険の解約も視野に入ってきました。再度、生命保険の解約返戻金など確認してみようかと思います。生命保険は満期になるまで貯金のつもりで払い続けるのもありですが、それまで資金が保つかという問題もあるのが悩みどころですね。まあ、それまでに稼げるようになればいいわけですけどね。

新たな情報がわかりましたら、このページに追記していきますね。

では

追記:医療保険は解約しました。詳しくは下記記事を参照ください。

2 件のコメント

  • 札幌市の住民税の減免について調べてもよくわからなかったので
    とても助かりました!
    ありがとうございます!

  • 国民年金の免除に関しては各自でシュミレーションしてみることをおすすめします。ぼくの場合は払っても85歳くらいは最低生きないと損するという結果になりました。http://fanblogs.jp/4tissues/archive/22/0

  • ABOUTこの記事をかいた人

    sim(清水了)

    動物写真家、ブロガーとして活動中。
    諸々の閉塞感を打破するために、20年以上勤めた会社を40代半ばで辞めてフリーになる。
    属性は他に、博士(農学:専門は微生物)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。