内痔核の摘出手術と術後の注意点【痔の治療体験記 in 札幌いしやま病院】




いよいよ痔の摘出手術です。前日夜から下剤で腸内を空にして万全の準備で望みました。

手術前には専用の下着を装着します。オシリの部分に縦に切れ目が入っていて肛門にアクセスしやすい高機能下着(手術着)ですね。

これを着用して手術室まで行きます。一度に10人くらい患者さんを並べて、数人の先生が一気に手術をしていきます。

 

麻酔に注意せよ!!!

ボクの入院した病院では、手術用の麻酔は歯医者さんが使っているのと同じ局所麻酔で、尾骶骨の関節に打ち込むタイプの麻酔でした。

しかし、ここで事件発生です。

ボクの場合、まず1本打ってもらって、数分後にオシリを突っつかれて「痛くありませんか?」と問われたので「痛くない」と答えました。

コレがいけませんでした。

実際に手術でオシリを切り始めると痛いではないですか!!!

たぶん、麻酔は感覚がなくなるくらいの量を打たないと効き目がないのだと思います。そこを感覚はあるけど痛くない状態でOKを出してしまったのが不味かったようです。

手術は、さらに肛門を鉗子で引っ張りだした状態で行うので、便意が起きます。

腸は空なので便は出ないはずですが、もし手術中に出たら大惨事になることは想像に硬くなかったので、便意を我慢するのと、痛みを我慢するのの2重の苦しみに十数分間耐えることになってしまったわけです。

さすがにボクにも我慢の限界がありますので、「もう、ダメです!!!」と言おうとしたときに手術が終わりました

手術は成功し、ピンチを切り抜けたわけです。

一応、麻酔が効いてないことを先生に伝えたら追加の麻酔を打ってくれましたが、時すでに遅し。痛みは引きませんでした。

後からこの時のことを振り返ると、痛いことが分かった時点で医師に伝えて追加の麻酔を打ってもらうべきでした。

当時は初めての体験ということで、かなり動揺していて正しい判断ができない状態でしたね^^;

 

痛みは数日続く

痔の手術後は肛門に伸縮性を持たせるために、傷口を縫わない、いわゆる開放創の状態で自然治癒を目指します。

このため、手術後の強い痛みとは2〜3日くらい付き合うことになりました。

数日後、医師の診断の結果、OKが貰えたら入浴許可がおります。入浴はオシリの血行をよくするみたいで治りが早くなるそうです。実際、入浴は気持ちがよく、入院中は食事タイムと同じくらい楽しみにしていました。

 

術後のトラブル

1.尿が出にくくなる!!!

オシリのあたりには排尿に関する神経が集中しているようで、そこにメスを入れるがために排尿が難しくなるのです。

ボクのケースでは、尿は膀胱に溜まっているのですが、排尿ができず、最初の排尿までに1時間くらいかかりました。一回排尿すると、二回目以降は元通りになりました。

患者さんの中には排尿が出来なくなってしまって、看護婦さんに尿管にチューブをいれてもらって排尿する方も少なくないようです。

2.便秘になる人がいる!!!

痔は傷口を縫わない開放創だと先ほど書きましたが、この状態で便をすると当然痛いわけです。この痛みが怖くて排便ができずに便秘になってしまう方も中にはいます。

この場合、どうするかというと、看護婦さんにオシリから便をかき出してもらうことになります。ちなみに僕の前のベッドのおじさんは看護婦さんのお世話になっていましたね。

ボクは排便の痛みをなんとか我慢できましたが、トイレの個室からは、たまに患者さんの悲鳴が聴こえてくるので、人によってはかなり痛いのだと思います。

 

さいごに

手術さえ成功すれば、後は自然治癒による回復を待つのみで気分的に楽になります。つまり、痔の治療では手術が一番の山場です。

そのため、信頼できる病院に手術入院することが安心感をつながりますので、病院選びは十分慎重に行うべきでしょう。

次は

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動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。