Kawasakiゼファー1100というバイクは2回ほど所有していた時期があります。通算で4年間乗っていたこのバイクの特徴について感想を書いておきます。
2年以上乗らないと愛着が湧いてこない
1台目のゼファー1100はちょうど2シーズンで約2万キロ乗って、次のバイクに乗り換えています。
正直、このバイクに飽きがきていました。
しかし、下取りに出す段階になって手放し難い気持ちになったことも事実なのです。
つまり、このバイク、長く乗り続けるほどに愛着が湧いてくるタイプでしょうね。
実際、このバイクがもう一度欲しくなって、十数年後にゼファー1100ファイナルモデルを買っていますからね(笑)
下の写真がファイナルモデルです。

ゼファー1100の長所
「車体重量が尋常でないくらいに重い!」、「乗り味が退屈」という欠点を除くと、長く乗り続ける要素を多く持っているバイクだってことに気が付きました。
たとえば、
- ライディングポジションが楽
- 荷物の積載性がいい(荷掛けフックも4箇所についている)
- デザインが飽きにくい
- カスタマイズの幅が大きい
- バイクに急かされずに、ゆっくり走ることができる
- ツーリングバイクとしてバランスが良い
などなどです。
つまり、このバイクはスピードを出したり峠道を楽しむような類のバイクではなく、ゆっくりクルージングするような乗り方が向いているような気がします。ツーリング向きですね。
ここまでが長所で、つぎに短所について書くと…
ゼファー1100の短所
細かい欠点を書き出すとキリがありませんが、おもな所では次のようなもの挙げられます。
- ツインプラグなので維持費がそのぶん高い(4気筒x2=8本)
- エンジンオイル量が多い(5L)
- 燃費が悪い(実燃費15km/Lくらい)
- 車体重量が重すぎる(乾燥重量で245kgくらいなので、実際は270kg以上)
しかし、気にするほどのことでもありませんね。車体重量は慣れもあると思います。僕の場合は重量の軽いバイクが好きなので多少気にはなりましたが。
車重はツーリング先での取り回しや街乗りではマイナス要素になりますね。僕もこれについては随分と気を使いました。
疲れている時にアスファルト以外の路面(たとえ砂利など)で倒した時には自力で引き起こすのにとても苦労したのを覚えています。
同じバイクに長く乗るという選択ができる
ボクは変化を好む性格のせいもあって、いろんなバイクに乗ってみたい欲求が強く、わりと早いサイクルでバイクの乗り換えをしてきました。ゼファーも例外ではありません。
しかし、ゼファーを愚直に長く乗り続ければ、今とは違ったバイクライフを送っていたと思います。
ゼファーは見た目がオーソドックスで飽きのこないデザインですし、乗り味も至って普通のバイクなので、オーナーがその気になりさえすれば長く乗り続けることのできるバイクだと思いますよ。
では