早期退職して無職になった場合に一番困るのが「住宅の確保」だということをつくづく身に沁みている今日このごろです。
僕は早期退職後に移住を計画してるのですが…
しかし!
無職・中高年が部屋を借りるのは難しい
無職が賃貸住宅を借りるのはかなりハードルが高いことがネットを調べるうちに分かってきました。
常識的に考えてみても、貸す方も収入のない人との契約はリスクが高いから当たり前ですよね。
県庁所在地があるような大都市であればUR賃貸住宅という選択肢もありますが空き部屋が少なそうです。UR賃貸だと無職でも一定の預金額があれば入居できるので部屋を借りるハードルが低いです。
詳しくはUR都市機構やボクが参考にしているじゅんぺいさんのブログに参照して下さいね。
ボクの移住候補地の一つである高知市では、沢田マンションが無職にも貸してくれそうだけど、競争率激しそうです。現在、空き部屋なしです。
一応、不動産屋にも当たってみるつもりですが、ふつうに考えると条件の良い部屋を貸してもらえなさそうですね。
現実的な選択肢
そう考えると、無職中高年が移住先で住居を確保するには、次の4つの選択肢しかありません。
- UR賃貸の空き部屋をじっくり時間をかけて探す。
- URと契約できたら、じっくり時間をかけて民間賃貸を探す。
- 実家に居候して、じっくり時間をかけてURか民間賃貸の空き部屋を探す。
- 永久に実家に住むという選択

URや民間賃貸を借りる場合のパターン
いずれにしてもUR賃貸に住むのがもっとも理想的なのですが、希望の空き部屋が見つかるまでの選択肢を考えてみました。
1.UR賃貸と契約する
気に入れば、長く住むことができますし、そうでなければ、時間を掛けて民間賃貸を探すことができます。住居が確保できているという安心がありますので、最善の選択ですね。
2.URライトと契約する
UR賃貸にはURライトという契約期間が3年間限定の部屋があります。ここは一人暮らしに向いている部屋数の少ない比較的家賃が安い物件なのですが、基本3年で追い出されるので長く住むには向かないです。これについては電話で確認しました。
URライトしか空いてなかった場合には、とりあえず、そこに住んで3年以内に別のURの部屋か民間賃貸を探すという方法を採らざるを得ませんね。
3.URライトも空いてなかった場合(その1)
とりあえず実家に居候してじっくりURや民間賃貸の空き部屋を探すことになります。肩身が狭いし、実家は部屋数が少ないので、プライベートの部屋がなくなりますけど。
ただ、プライベートは無くなるけど、ダラダラさせてもらえないのでブログ活動は捗るかもしれません。あと、バイクを置くスペースが確保できるというのも大きいです。
この選択肢は魅力的ですが、好きな街に住めないという不自由さがあります。田舎で車社会だから不便な思いもするだろうし、車がないとバイトに通うのは困難になるから、そっち方面の選択肢を捨てる覚悟も必要です。
4.URライトも空いてなかった場合(その2)
URの空きが見つかるまで、今の会社を辞めない。これが一番現実的だと思うけど、時間がムダになってしまうのが難点です。ストレスもその分溜るので、この選択肢はできれば採りたくないですね。
実家に永久に住むという選択
移住するにしても、高齢な両親なにかあれば実家に戻ることは想定はしているのです。だから、いっそのこと最初から実家に住んでしまうという選択もあるのですよね。
ただ、さっきも書いたけど実家は車社会の田舎町にあるので、車を所有したくないボクにとっては住みにくい街でもあります。いざという時のバイトや仕事の確保も難しいですからね。
さいごに
移住先で住居を確保する方法をいくつか想定してみましたが、なかなかに困難を伴いそうです。定職についていれば、部屋を借りるのは楽なのでしょうが、無職になる身として前途多難です。
追記:
札幌市のUR賃貸を無事に借りることができました。ただし、高層階でエレベーターなしのため、高齢になっても住み続けるのは難しそうです。建物も古いのでその前に取り壊すことになるかもしれません。ですので、長期的には別の住居を確保する必要がありそうです。