難関の大型二輪免許試験/スピード違反で不合格になった話

大型二輪免許、当時は限定解除試験といわれていて今よりも難しかったんですよ。合格率はなんと7%、30人受けて、合格するのは1〜2人という厳しさでした。

その当時、受験に苦労したいたころのエピソードです。

 

事前試験

前回話した目の怪我が治って間もなく、本試験を受ける前にクリアしなくては行けない事前試験を受けることに。

これは、バイクのセンタースタンド掛けや8の字にバイクを押して歩く試験。たまに落ちる人がいるみたいだけど、なんとか一発でクリアできました。

そうとう緊張したけどね。

教習所に通いはじめの頃なんて、センタースタンドを掛けた経験がなかったら、先輩教習生の年下の女の子にやりかたを教えてもらっていたくらいでしたから。

このバイクの取り回しの事前試験をクリアして、程なく教官の司令で最初の限定解除試験を試験場に受けにいくことになったんだ。

 

初めての限定解除試験

試験は平日の日中しかやっていないから会社は休まなくてならないんだけど、理解ある上司に恵まれたお陰で会社の方はクリアできたのラッキーでした。

落ち続けている人の中には勤務先との関係が悪化して、首の皮一枚で繋がっている人いましたから!

試験の方は教官から「一発で合格する奴はめったにいないから雰囲気を経験してこい」と言われて軽い気持ちで受験することに。

 

試験本番の緊張感は半端なかった

試験当日、待合室には受験生が約30人いたかな。ここから一人ずつ名前を呼ばれて試験を受けるわけ。みんな緊張してシーンとしていたのをよく憶えています。

最初は軽い気持ちだったけど、そんな嫌な雰囲気にあっというに飲まれてしまい、気がつけばガチガチに緊張していました。

最初に一本橋を10秒以上かけて渡る試験があるんだけど、見事に橋から落っこちて、そこで試験終了。練習の時は余裕でクリアしていて失敗なんてしたこと無かったのに!

一瞬で試験終了してしまったので、雰囲気さえ十分に味わうことができなくて情けない思いでしたね。

それからというもの、試験で一本橋の落ちグセがついちゃって4回連続コレが原因で不合格になってしまいました。

まあ、30人受けて合格するのは2人くらいだからプレッシャーに弱い人にはキビシイですわ

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スピード違反で不合格

試験5回目くらいで、日頃の練習の成果もあってか妙に調子が良くて、初めてコースの外周まで行けたんですよね。外周までいくと残りの関門は波状路くらいだから完走目前でした。

「これはもしや!」と内心思いましたね。

しかし現実は甘くありませんでした。

非常に情けないミスをしてしまったのです。

極度の緊張の中ではまともな判断ができないというか、判断力が鈍るというを身をもって学びました。

それは、外周に出て試験管から「はい!元気よく加速して」と無線が入ったので、つい教官の教えを思い出して反射的にアクセル満開にしてしまったんだよね。

排気量750ccのバイクでフル加速すれば時速100キロなんてすぐだからね、スピード超過ですぐに呼び戻されてこっ酷く怒られました。

試験場の無線って試験官から受験生への一方通行なのでひたすら説教を聞きながらペコペコするというなんとも滑稽な感じでした。

 

試験場でのスピードには注意せよ

日頃の教習では大型バイクの加速に慣れさせるためにアクセル満開という練習をするんだけど、初めての人は大型バイクのアクセルなんて恐ろしく全開にできないから怖くない程度にひねるものなのです。

そこを教習所の教官が横から手をヒョイと伸ばして強制的に全開するという恐ろしい練習をするんだけど、人間、不思議なものですぐに慣れてしまうんだよね。これが仇となって試験に落ちてしまったわけです。

だけど、皆さんは本番の試験では制限速度を常に意識して走って下さい。

そうしないと、僕みたくスピード違反で不合格になりますから。

 

さいごに

僕がスピード違反で不合格になったことを指導教官に報告したらもちろん怒られたけど、その後は「スピード違反で落ちた奴がいるから、オマエラ試験では絶対にアクセルを全開にするなよ!」って指導をするようになったらしいよ。

次は

難関の大型二輪免許/不合格が続いたけど教官の情けに泣いた話

では

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sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。 諸々の閉塞感を打破するために、20年以上勤めた会社を40代半ばで辞めてフリーになる。 属性は他に、博士(農学:専門は微生物)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。