有名ブロガーのイケダハヤトさんが事あるごとに勧めているので読みました。この本のお陰でダメ人間なボクの心が洗われました。
タイで仏教僧をしている日本人のプラユキ・ナラテボーさんの書いた本です。
プラユキ・ナラテボーさんは、人生のどん底に落ちて絶望した人が最後に訪れる駆け込み寺になっています。そして、訪れた人は脅威の復活を遂げているのでオドロキです。
そんな人生の絶望を味わった人が回復していくプロセスが読めて、そのメンタルコントロールの秘訣が書かれているがこの本です。
心が疲れている人にはかなり刺さる内容でした。
人生のどん底まで落ちた人が立ち直るプロセスが読める
最初の方の2割くらいのところまでは、「うーん、かったるいぜ、読むのやめるかな」とバチあたりなことを考えていましたが、その後、具体的なエピソードが出てきてからは引き込まれるように読み始めました。
具体的には
- 「上司にパワハラを受けて強度のうつ状態・3ヶ月休職した40代男性」
- 「自殺未遂を繰り返す躁鬱病の20代女性」
これらの人が立ち直るプロセスの辺りから「なるほど、そうなのか!」という気付きが得られて、ボク的には少し大人になれた気分になりました。
こんな人生のどん底まで落ちた人が最後に藁にもすがる思いで訪ねるのが、この本の著者のプラユキさんが務めるタイのスカトー寺です。仏教のお寺ですね。モチロン、そうじゃない人も気付きを得るために訪問しているようです。
ボクも心の洗濯に行きたくなってしまいました。
メンタルコントールのための瞑想法の解説がわかりやすい!
あと、この本を素晴らしいと思った点は、誰にでも簡単にできる瞑想のやり方がカラー写真付きで載っている点です。そして、この瞑想法をコアにしてどん底まで落ちた人が気付きを得て立ち直っているのがスゴイなと思いましたよ。
高城剛さんも人生をより充実させる瞑想を勧めていますが、やり方がイマイチ分からなかったのですよね。彼の瞑想法はマニアックすぎて素人にはチョット真似出来ませんw。
さいごに
「ちょっと、心が疲れてきたなあ」と感じたら、この本を読むと回復できますよ。
人生に疲れた人や何かに絶望している人に結構刺さる一冊ですね!