国民健康保険と住民税の負担額が、全国の都市でどのくらい差があるのか? チョット調べてみました。移住先選定の指標の一つとしてです。
あまりに移住先の負担額が他より高ければ、生活費のうちの固定費が高くなってしまいますので、移住先を選定し直さざるを得ないからです。
結論から書くと、全国主要都市で比較した場合、住民税はほとんど差がないですが、国民健康保険は地域差がありますね。

Contents
地域別の国民健康保険額の比較
といっても異常に安い都市少しあるだけで、他の都市はドングリの背比べという印象です。
ソースはこちら
具体的には年収420万円の持ち家の4人家族のケースで (平成24〜25年のデータ)、年額で40万円前後の都市が多いですが、
負担額の安い都市は
- 八王子市 約26万円
- 千葉市 約35万円
- 宇都宮市 約36万円
- 水戸市 約35万円など…
他の多くは40万円前後です。
ちなみにボクの移住候補地はというと、
- 札幌市 約43万円
- 福岡市 約43万円
- 松山市 約47万円
- 高知市 約45万円
負担額の高い都市は
- 広島市と神戸市と金沢市 約65万円
- 徳島市 54万円
- 横浜市 約52万円など
上の例は家族持ちに場合だけど、単身者でも負担額は傾向は変わらない印象です。
単身者の場合はこちらのサイトにデータがありました。
計算式は年度によって結構変わる場合があるので、最新データは各市町村に問い合わせが必要ですね。

住民税の比較
なお、住民税のデータはこちらです。
ほとんど差がありませんでした。
結論として、ボクの移住候補地については深刻な違いはないので、気にしないことにしました。
まとめ
住民税は都市によって、税額に大きな差がないけど、国民健康保険は負担額が高い都市がたまにあるので、移住先を選定しているときは気にした方がよさそうです。
国民保険料もどこまで気にするかで、移住先の選定範囲も幅がでてきますね。
例えば年間負担額の差額が10万円未満であれば気にしないのであれば、移住先に制限がかかることはほとんどないでしょう。
だけど、わずか数万円の差でも気になる場合は、市町村によってかなり違いますので、家賃その他の固定費も視野にいれて比べないとトータル固定費の高低は判断できないです。
移住する時に何を重視するかで、その差額を許せるかどうかが決まってきますね。例えば、地下鉄の充実度とか、空港の利便性とか、観光名所とか、仕事があるかどうかなど…
ボクの場合は、上の方にも書きましたが、移住先候補地を決めておいて、その差額が年間数万円程度であれば、気にしないことにしました。
では。