【オススメ本】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら

「もしドラ」の続編です。この本の内容は「イノベーションとは、競争をしないことである」という言葉に集約されます。

このドラッカーの教えは何にでも応用できそうで感嘆しました。わかりやすくてサクサク読める点でもオススメです。

 

 

新しい分野にチャレンジしようとしている人や、挑戦中だけど行き詰まってしまった人は読むべき

いま、新しいことにチャレンジしようとしている人や、現在進行中の事業(広い意味で何でも)などを成功させるために有効な方法の一つが書かれています。

また、著者はあとがきで次のように書いています。ここに著者がどのような人をターゲットにして本を書いたかを見ることができると思います。

『もしドラ』の続編を書くことを決めた。

テーマは「競争社会」だ。特に、人々の「居場所」というものに狙いを定めた

「それをどう構築していくか」を考えようとしたのだ。

その手がかりとして、「イノベーション」と「教育」を用いることも決めた。

 

イノベーションとは競争しないこと

既成のルールに従って苛烈な競争に身をおいても、そこで頭角を現すはとても困難です。

たとえば、ミュージシャンになりたい人のほとんどが脱落するように。

では、どうすれば成功できるのかというと、競争しないですむ方法を見つければいいのです。

それこそがイノベーションの考え方です。

イノベーションって、新しいものを生み出すことですよね。

新しいものが生み出されたら──つまりイノベーションが成功したら、そこにはライバルがいません

なにしろ新しいものなので、まだ誰も参戦していないからです。
そういうふうに、イノベーションを起こせば競争をしなくても済むんです。

そうして、競争社会が進行しても生き残ることができる….

 

以下、イノベーションを起こすための秘訣を本書から引用しておきます。

 

新しいものを生み出す変化の7つパターン

新しいものを生み出す機会となるものが変化である。

イノベーションとは意識的かつ組織的に変化を探すことである。

第一 予期せぬことの生起
第二 ギャップの存在
第三 ニーズの存在
第四 産業構造の変化
第五 人口構造の変化
第六 認識の変化
第七 新しい知識の出現

 

イノベーションの5つの原理

第一 イノベーションを行うには、機会を分析することから始めなければならない
第二 イノベーションとは、理論的な分析であるとともに知覚的な認識である
第三 イノベーションに成功するには、焦点を絞り単純なものにしなければならない
第四 イノベーションに成功するには、小さくスタートしなければならない
第五 イノベーションに成功するには、最初からトップの座をねらわなければならない

 

さいごに

これだけ、見るとなんのことやらサッパリですがご心配なく!

この辺のことが具体例や高校野球に例えてわかりやすく書かれています

表紙で勘違いしてしまうかもしれませんが、この本は萌え系のラノベではありませんよ。

 

ABOUTこの記事をかいた人

sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。 諸々の閉塞感を打破するために、20年以上勤めた会社を40代半ばで辞めてフリーになる。 属性は他に、博士(農学:専門は微生物)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。