ぼくの使っているDAWの変遷とDTMソフトウエア環境について書いておきます。
最近、初音ミクのエディターであるピアプロスタジオのトラブルに悩まされ、DAWをLogic XからCubase7.5に移行しました。
せっかく使い方を覚えたLogicから別のDAWに移行する効率の悪さは重々承知していましたが、もともと初音ミクがDTMを始めた動機だったので、これは必然ともいえる決断でした。
Logic XからCubase7.5に移行した経緯など
初音ミクV3に付いてきたピアプロスタジオというボーカロイド用のエディターソフトがやっとMacのAU対応がなされて喜んだのもつかの間…
Logic上でピアプロスタジオが頻繁に落ちるようになりあまりの不安定さに不満を募らせていきました。
「これじゃ使えねーじゃないか!」と…
そんなところにVOCALOID for Cubase NEO(Mac対応)の発表があったのです。
発売元のYAMAHAのWebサイトに有名ボカロP達のインタビュー動画が紹介されていました。
その中で、当時ぼくが尊敬していた「みきとP」さんの「もう、これしかないでしょう」の一言で、Logic XからCubase 7.5 + Vocaloid for cubaseへの移行を決心したのでした。
実際に入手したのは2014年1月の第一週目です。
DAWをCubaseに移行した感想
CubaseはLogicとUIがかなり違っていて、かなり難儀しましたね。
CubaseのUIは直感的じゃなので、使い方を学んでからじゃないと作業がまったく出来ない感じです。
しかし、書籍やネット上での情報量がLogicに比べて圧倒的多く、それらにはずいぶん助けられました。
CubaseはクリプトンがミクV3を買ったユーザーに機能限定版を無料配布していますので、これを使うという選択肢もありましたが、自分の本気度を信じて通常版を買いました。
ピアプロスタジオとボカキューの比較
ピアプロスタジオは頻繁にアップグレードしていて先日、久々に起動してみたらトラックパッドのマルチタッチに対応しており、ちょっとうらやましくなりました。
しかし、藤巻浩先生が頻繁に落ちるとツイートしていたのをみて、しばらくは使いものならないと思い、DAWを思い切って移行して良かったと思っています。
VOCALOIDエディターソフトの使い勝手は、Logic+ピアプロの組み合わせよりもCubase+Vocaloidエディターの方が圧倒的に利便性に優れています。
ですので、ボカロ楽曲制作メインで使うことを前提にしている方はCubaseをDAWに選ぶ方が作業効率が良いですね。
追記:
この1年くらいあとにLogicでもボカロエディターが安定して使えるようになってから、再びLogicに戻りました。でもボカキューが使いやすいというのは今も変わらず思いますね。