DTMのドラムの打ち込み方法とコツ:ベロシティについて

sim(@ssiR01)です。

DTMでドラムの拍ごとのベロシティの強弱をどう打ち込めばいいのか?ということで、次の4つの情報を整理してみました。っていうか忘備録です。

  1. Sleepfreaksのチュートリアル動画
  2. 書籍「聴くだけ楽典入門」
  3. DTMマガジンvol.235「打ち込みテクニック」
  4. Logic Pro XのDrummerの自動入力MIDIデータ

 

Sleepfreaksのチュートリアル動画から

まずは一番簡単でわかりやすいこちらのチュートリアル動画からです。

Sleepfreaksさんのチュートリアル動画がとても分りやすく、いつも助けられています。

今回参考資料とした動画はこちら。

この動画の解説による、基本的なベロシティの強さとしては、

  • 頭拍はベロシティ110くらいで、あと15ずつ減らす感じで、
  • 8分裏ではベロシティ95
  • 16分裏ではベロシティ80

で打ち込むといい感じになるそうです。

実際に打ち込んでみた例がこちらです。なお、最後のOpen HHのみ16分裏ですが強めにしてあります。他の上の基本どおりの打ち込みです。

これを出力した音がこちらです。いい感じになってますね。

 

以上のことは、あくまでも基本であって後は実際に聴きながらの調整になるとのこと。

 

書籍「聴くだけ楽典入門」

もう少し詳しめの資料ということで、聴くだけ楽典入門から。

この本は僕がDTMを始めたばかりのころに教科書代わりに使っていた参考書です。DTMマガジンで有名な藤巻浩先生の本です。

この本によると、拍のアクセントの強弱は次ようになります。

4/4の4分音符のアクセント=・弱・中強・弱 (16ページから)

これにしたがって、上の打ち込み例のハイハットを打ち込んでみたのがこちら。

これを出力した音がこちら。

 

DTMマガジンvol.235「打ち込みテクニック」

この雑誌ではもっと詳しく書かれていますので、打ち込みのコツをまとめてみました。

ハイハットの打ち込みのコツ

  • 表拍が強く、裏拍が弱く、基本、「強・弱・強・弱」
  • 変化をつけて「強・弱・中・弱」のように打ち込むとさらによい

 

キックの打ち込みのコツ

  • 1拍目と3拍目を強く、2拍目と4拍目を弱く
  • 裏拍は弱く
  • シンコペーションは強めにアクセントをつける

 

スネアの打ち込みのコツ

DTMの場合は一定でも大丈夫だけど、裏拍は弱めに打ち込むのがコツ。

  • 2拍目と4拍目は強め
  • それ以外と裏拍は弱め

 

Logic Pro X Drummerの自動入力

Logicに付属するDrummerはドラムトラックを自動入力してくれる便利ツールです。

曲のジャンル、演奏者、演奏のニュアンスなどでかなり細かく設定をつめることもできます。

今回は、このDrummerを使って自動入力したときにMIDIデータのベロシティがどのように入力されているのかを調べてみました。

基本、上に書いてきたドラムの打ち込み法則に従って入力されていました。しかし、初期設定では、そんなに凝ったベロシティは入力されていません。かなりシンプルです。

ですが、演奏はかなりそれっぽく聴こえます。

下の図は、LogicのDrummerで自動入力したMIDIデータのベロシティーの強さのバラけ方です。かなり、シンプルなベロシティ設定になっているのがわかります。

そして、こちらがその出力した音。

 

これを聞いてしまうと、Logicを使っている人なら自分で打ち込まずに「もうDrummerで十分なんじゃないの?」と考えてしまいます。

MIDIに変換できるので、微調整も可能ですし。

さらにこのMIDIデータをドラム専用音源のAddictive Drums 2で演奏させたのがこちら。メチャメチャそれらしくないですか?

 

僕的にはDrummerのMIDIデータ→Addictive Drums 2で演奏で、ドラムの打ち込みは十分なのじゃないかって考えてます(笑)

 

さいごに

DTMにおけるドラムの打ち込みのコツを複数の情報源がまとめてみました。

打ち込みの法則は極めてシンプルですので憶えるのは苦ではありません。

これを踏まえたうえで、Logicを使っている人であれば、ドラムトラックはDrummerに自動入力させて、そのMIDIデータをドラム専用音源で演奏させるのが、DTMの時短と省力化につながるのではないかと思います。

打ち込みテクニックは調整のときだけに使うということです。

っていうか、最近、僕はもっぱらそうしています。

調整はドラムの打ち込みの基本を理解していればできるわけですから。

ドラム専用音源は、別に無くてもDTMを楽しめますから、必要になるまでは買わなくても大丈夫です。

ちなみに僕が使っているドラム音源Addictive Drums 2は動作も軽くて使いやすいです。

Addictive Drums 2で作ったカバー曲はこちらです。このときはDrummerを使っておらず、すべて手入力でしたが…

ABOUTこの記事をかいた人

sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。 諸々の閉塞感を打破するために、20年以上勤めた会社を40代半ばで辞めてフリーになる。 属性は他に、博士(農学:専門は微生物)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。