「この世界の片隅に」を観ればもっと楽に生きられると思う

とくに意識高い系の人は、すずさんの爪の垢を煎じて飲んだ方がいいと思う。

というのは、「意識高くなくても」「貧乏でも」「負け組でも」いいじゃないっていうのが、この映画から得た「気づき」だったからです。

世の中「稼いでる人や意識高い人が偉い」みたいな息苦しい強迫観念が漂っていますが、この映画のヒロインのすずさんを見ていると「そんなことはどうでもいいし、幸せとは関係ないでしょ」って思えるから不思議です。

戦争映画を観て、まさかこんな感想をもつことになるとは(笑)

好きなことに成果を求める必要はない、大切なのは楽しむことだ

すずさんは絵が上手で、描くことが大好きな女性ですが、彼女がなんで絵を描いているのかというと、「単に好きだから」とシンプルな理由だけです。

いや〜、もうこれだけで十分ですよ。

これ以上、「趣味に何を求めるのか?」と改めて思えてしまいました。

これを好きなことで「有名になりたい」とか、「好きなことで生活費を稼ぎたい」とか考えてしまうと拗らせてしまうのです。

「好きだからする」

これだけで、十分に幸せなはず。

 

ビンボーだっていいじゃない

戦時中の物資のない時だって人間は生きてこられたのだから、現代社会で「精神すり減らしてヒーヒー言って働かなくても餓死することはない」ってことが、よくわかりました。

勤務先のストレスが嫌なら辞めても大丈夫だし、

いくらでも生きていけることが実感できますよ。

現代人は贅沢すぎるんですよね。

贅沢のハードルを下げればもっと楽に幸せになれます。

戦争ドキュメンタリー映画を見て、まさかこんな気づきを得るとは思いませんでしたけど(笑)

 

安心を買う必要はあるのか?

今でこそ、生命保険や医療保険をガッツリかけて、ハイレベルな健康診断も定期的に受けて「安心をお金で買っている」人がほとんどですが、そんなものは必須ではないということも、この映画を観てわかりました。

戦時中や終戦直後は、当然そんな余裕はなかったわけでから当然です。

安心を高い金額で買っても、死ぬ時は死にますし

僕の周囲にも、そんな人は何人もいました。

 

気分を軽くしたい人は観たらいいと思う

この映画を観て、一番良かったことは「気分が軽くなったことです。

戦時中といえば、暗い、苦しいとか、悲惨なイメージしかありませんでした。

たしかに物資は常に不足していたので、暮らしぶりはかなり大変ではあります。

しかし、この映画では、それを日常として受け入れて淡々と生活をしている様子が描かれています。

しかも、悲壮な雰囲気はいっさいないのです。

これを目の当たりすると、「現代社会に生まれてきた時点で十分に恵まれているのに、これ以上何も望む必要なんてないんじゃないのか?」ということが実感できますよ。月次ですけど(笑)

そう思えれば、生きていくのがかなり楽になるし、気分も軽くなりました。

 

さいごに

人間は欲深いので、知らず知らずのうちに贅沢を望んでしまいがちですが、そんな不幸な現代人に「もっと気楽に生きるにはどうすればいいのか?」を問いかけてくれる作品でした。

僕はもともとリアルな戦争ドキュメンタリーを観たくてこの映画を観に行ったのですが、いい意味で期待を裏切られました。

この映画レビューをネットで観ているとみんな違う感想を書いているので、僕のような視点で観てみるのもどうかと思い、この記事を描いてみました。

では