Logic Alchemy:LFOでモジュレーションする方法

sim(@ssiR01)です。

Apple純正のDAW Logic Pro X 10.2に実装された新しいシンセサイザーAlchemy(アルケミー)についての解説シリーズです。教本はクリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99 (CD付き)を使ってます。

今回はLFO(Low Frequency Oscillator:低い周波数のオシレーター)を使って、音を揺らす方法を実践してみますよ。

この時にすることは、たったの3つです。

  • 何を揺らすか?
  • 揺れ幅をどのくらいにするか?
  • どんな波形で揺らすか?

では、実際に設定していってみましょう。

 

何を揺らすか?

まずは、Alchemyで「Advanced」を表示させます。やり方はADVANCEDボタンを押すだけ。

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次に何を揺らすかを決めますが、今回は音程(音の高さ:ピッチ)を揺らすことにします

音程の場合と同じように、他にもVolやPan、Cut OffやResなど、Alchemy画面にあるツマミは大抵LFOで揺らすことができます。

…で音程を揺らすにはAlchmeyではTuneのツマミに対してLFOの設定を行います。やり方は簡単。

  • Tuneのツマミを右クリック
  • 出てきたメニューの中からLFO1またはNew LFOを選ぶ

以上、たったの2ステップで設定はお終いです。

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音の揺れ幅をどのくらいにするか?

小さく揺らすのか?、大きく揺らすのか? その揺れ幅の程度を決めます。まずは最初は揺れ幅最大に設定しておいてから最後に調声するのでいいと思います。

やり方は簡単。Alchmeyのモジュレーション画面でDepthを最大にするだけです。

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どんな波形で揺らすか?

揺らす波形は、LFOの設定画面のプルダウンメニューから選ぶだけです。

この時、波形の形も表示されますので直感的に選べますよ。

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このLFOメニューの中には全部72種類の波形が入っています。内訳は次のとおり。

  • Basic:7種類
  • Complex:21種類
  • Random Patterns:11種類
  • Serial-Angular:13種類
  • Serial-Smooth:10種類
  • Ultra High Frequency:10種類

では実際に、いくつか代表的な波形で揺らしてみた音を載せておきます。

サイン波(Sine)

サイン波の波形
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三角波(Triangle)

三角波の波形

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矩形波(Square)

矩形波の波形

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ランダムっぽい波形1(ランダムなSAW:ノコギリ波)

波形

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ランダムっぽい波形2

波形

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さいごに

以上、簡単ですが、Logic Pro XのソフトシンセAlchemyのLFOの基本設定について書きました。

Alchmeyでは一つのパラメーターに対して最大10個のLFOを同時にかけることができますので、かなり複雑なモジュレーション(音の揺れ方)の設定ができます。かなり遊べると思いますよ!

では

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sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。
属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。
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