sim(@ssiR01)です。
VOCALODO(ボーカロイド)の調声で、音符間の音程を滑らかにつなぎたい時に使う「上行形でポルタメントを付加」「下行形でポルタメントを付加」の設定方法です。いつも混乱してしまうので忘備録としてまとめました。
Contents
上行形でポルタメントを付加
手順は以下のとおりになります。これだけで、音符間で音程が滑らかにつながるようになります。
- 「後ろの音符の音程が高いとき」に「後ろ」の音符で設定する。
- 後の音符を右クリック→「歌唱スタイルの設定」
- 「上行形でポルタメントを付加」にチェックを入れる。
- ベンドの深さで音の高低の深さを調節(初期値8)
- ベンドの長さで有効時間を調節(初期値0)
図にしてみると…

後ろの音符の音程が高い場合は、後ろの音符でポルタメント上行形に設定すると覚えておけばOKです。
オプションとして、ベンドの深さと長さで調節するイメージです。
- ベンド深さは、音の高低の深さを調節
- ベンド長さは、その持続時間を調節
実際に音を聴いてみるとこんな感じに、ポルタメントを設定した方が滑らかなに聴こえます。
1.デフォルトの場合
2.ポルタメント上行形に設定した場合
下行形でポルタメントを付加
考え方は上行形の場合の逆です。手順は以下のとおり。
- 「後ろの音符の音程が低いとき」に「後ろ」の音符で設定する。
- 後の音符を右クリック「歌唱スタイルの設定」
- 「下行形でポルタメントを付加」にチェックを入れる。
- ベンドの深さで音の高低の深さを調節(初期値8)
- ベンドの長さで時間を調節(初期値0)
同様に、図にしてみると…

さいごに
以上、簡単でしたがボカロのポルタメントに関する設定方法でした。
基本、前の音符に対して、後ろの音符で設定すると覚えておけば間違いないです。
上行形・下行形についても、前の音符に対して後ろの音符の音程が高いか低いかという捉え方です。
では