ジェットダイスケが語るYouTuberの真実【オススメ本】

sim(@ssiR01)です。

有名YouYuberのジェットダイスケさんが書いた本、「YouTubeで食べていく 「動画投稿」という生き方」。

タイトルからはお金を稼ぐためのハウツー本のイメージを受けますが、そうではなくてYouTubeや動画投稿の解説書で、すごくわかりやすく視野が広がります。

内容は盛りだくさんですが、読みやすく書かれていて半日くらいで読み終えることができました。

印象的だった内容を忘備録として引用しておきます。

 

テキスト文化と動画文化の読者 / 視聴者層は互いに異なる

これは想定外でした。なるほどです。

ブログ文化とYouTube文化は、テキストか動画かというコンテンツの違いだけでなく、発信も読者/視聴者層も異なる

 

YouTubeで楽にお金儲けはできない

最初の方に書かれていました。本書のタイトルはYouTubeで食べていくのは非常に大変だということを言わんとしているのかと…。

しかも本書に登場する方々は動画制作にかなり時間をかけていて、仕事以外の起きている時間をほとんどYouTubeのコンテンツ制作につぎ込んでいるようです。

1再生当たり0.1円だとしたら、1万回再生されて1000円。100万回再生されて10万円……動画で稼ぐこと、動画一本で食べていくことは、本当に大変なこと…..

 

再生してもらえる動画制作のコツ

しかし、お金儲け目当てではなく動画投稿を楽しむことや、投稿動画の可能性について本書の大部分が割かれています。

動画制作のノウハウも書かれていますが、概要を知っておきたい方向けです。

ノウハウ的にはザックリと以下のようなことが書かれていて参考になりました。このノウハウはYouTubeでなくてもボカロPV動画制作などにも応用できそうで勉強になりました。

動画の第一印象はタイトルとサムネイル

動画の世界ではテキストタイトルよりもサムネイルが重要だという事実。

タイトルと同じくらい重要なのが、サムネイル画像です。特にモバイル端末のYouTubeアプリでは、テキスト情報よりもサムネイルを重視したレイアウトになっています…

 

顔がもたらす視認性の高さ

そして、人間の顔を入れた方が再生数が伸びるという真実。ブログの世界でもそうですが、顔出しって重要なんですね。

私はサムネイルに、顔をできるだけ大きく入れるようにしています。私の動画の多くは製品レビューなので、あくまで主役はモノ。とはいえ、無機質な工業製品よりも人の顔のほうが注意をひきます。私のようなおじさんの顔がアップで表示されては逆効果にもなり得ますが(笑)、人の顔は視認性が高いのです。サムネイルに顔のアップを表示することは、ネットで公開されているYouTubeの「クリエイター ハンドブック」でも推奨されています。これは、YouTubeを始める人に向けたマニュアルですね

サムネイルの作り方については、YouTubeのクリエーターハンドブックにはさらに次のように書かれています。これも全く意識していなかったので、次回以降動画を作るときには注意したいところです。

クリエイター ハンドブックによれば、「サイズが大きくても小さくても見栄えがすること」「視覚的にインパクトのある画像」「明るく、はっきりしたコントラスト」がコツであるとされています

 

最初から最後まで再生される動画作成のコツは、トータルで90秒…

最初の10秒が勝負というキビシイ世界。プロはここまで気を使ってコンテンツ制作をしているというお話です。しかも、90秒間の間に起承転結の「転」を盛り込むという配慮も頭が下がります。

90秒のYoutube動画の場合だと最初の10秒が勝負
90秒を超える尺ではいけないかというと、そんなことはありません。90秒で視聴者が離脱するということであれば、60秒から90秒にかけて起承転結の「転」をあてて、その後が気になるような構成で回避することも可能

 

iPhoneの活用

iPhoneなどのスマホ利用の可能性についても言及されています。ぼくもちょっとやってみたくなりました。

スマートフォンで撮影した動画が感動を呼ぶ時代ですから、クオリティを求めるよりも、機を逸しないスピーディーな動画制作が功を奏すはずです。

 

アクセス解析

アクセス解析に利用できるYouTubeアナリティクスという無料サービスがあるようです。ブログ用のGoogleアナリティクスはすでに利用していますが、YouTubeがあるとは知りませんでした。

YouTube アナリティクス…

① 再生回数や推定総収益など「パフォーマンス」に関する項目
② 高評価・低評価をつけた人の数、コメント数、お気に入り数など「視聴者の反応」
③ チャンネル内の、再生回数が上位10本の動画のリストアップ
④ 視聴ユーザー層などに関する項目…
携帯電話からの視聴数が多ければ、小さな画面でも読める大きさの字幕を付けたり、ウエストショットで撮影していた人物をバストショットや顔のアップショットにすることで、より見られやすくなるかもしれません

 

ユーチューバーのインタビュー

何人かのトップユーチューバーが紹介されています。中でもMEGWINさんの意識の高さには感動しました。

先陣を切って動画の世界に切り込んでいる僕らがレベルを上げて変わっていかないと、次の世代がまったく育たなくなるのではないかと案じています。
ユーチューバー同士が競い合うのではなく、ともに個性を尊重し、さらに次世代にバトンを渡す――。コンテンツ主体ではなく「人」主体の動画文化を真剣に考えるMEGWINさんの思いからは、トップユーチューバーとしてのプライドを感じます。

 

さいごに

YouTubeはレッドオーシャンで稼ぐのには難しいという記事をWebで読んだことがありますが、稼ぐのは難しいにしてもまだ未開の分野なんだという印象を強く受けました。

正直、本書を読むまではYouTubeには全く興味がなく、ほとんど知識がありませんでした。本書のお陰で視野が広がった気がします。ぼくもYouTubeに挑戦してみたくなりましたよ。

ABOUTこの記事をかいた人

sim(清水了)

動物写真家、ブロガーとして活動中。 諸々の閉塞感を打破するために、20年以上勤めた会社を40代半ばで辞めてフリーになる。 属性は他に、博士(農学:専門は微生物)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。