本:二色人(ニイルピト)の夜




荒俣宏の風水小説です。ジャンルとしてはかなりマニアックですが結構面白いです。登場人物のキャラも濃くて良いです。

荒俣宏といえば、帝都物語が有名で全巻読みましたが、ぼくが一番好きなのはシム・フースイシリーズで、その中でも沖縄が舞台の「二色人の夜」がイチオシです。

内容的には沖縄風水の話です。その辺の風俗というか民俗学を知ること出来たのが地味に嬉しかったです。

主人公の風水師の黒田龍人と有吉ミヅチの活躍はいつもどおり、黒田のクールさとミヅチの危うさにドキドキですが、この巻ではユタ(沖縄の巫女さん)が絡んできて話を面白くしています。

風水と現代科学のミックス加減もこのシリーズ共通ですね。

ホラー小説ということで売りに出ていますが、風水を東洋科学と仮定すると科学小説という解釈が正しいような気がします。

ストーリーはネタバレになりますので、ここでは書くのを控えます。

この本も古いのでもしかしたら絶版されていて、古本でしか手に入らないかもしれません。

 




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sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。