Melodyneで耳に頼らない耳コピ・採譜 5【ギターパート】




VOCALOIDカバー曲のための耳コピ・チャレンジ企画です。自分の耳に頼らずにMelodyne Editor2というアプリを活用してどこまでできるかの実験です。今回はギターパートの記事です。

 

方法

メロダインを使った採譜・耳コピの方法は過去記事と同じですのでご参照願います。

 

1.曲のwavのメロダインへの取り込みとギターパートの抽出

【参考記事】Melodyneで耳コピ:2【ボーカルの抽出】

 

2.抽出したノートのMIDI出力とDAWへの取り込みと編集

【参考記事】Melodyneで耳コピ :3【ボーカル2とドラム】

 

Melodyneでギターパートの採譜・耳コピ

コード弾きとリードパート・パワーコードの2種類のパートをそれぞれ採譜しました。

1.ギターのコード弾きパート

ギターは最初の弱いコード弾きの部分がうまく検出できませんでした。

EQで調整してからメロダインに取り込むと検出できるかもしれませんね。

どうしたかというと、曲のコード進行をネットで調べて当たりをつけて採譜しました。

 

2.ギターのリードパートとパワーコード弾きパート

これはボリュームが大きかったためか、そこそこ検出できていました。

メロダインでギターパートを抽出したのが下の図です。

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DAW(Cubase7.5)でのMIDI編集

コード弾きパートは、楽曲のコード進行から構成音を推測して、聴き比べる。

リードパートとパワーコードのトラックはメロダインで構成音がうまいこと検出できたので、そのMIDIデータをDAWに取り込み微修正しました。

詳しくは以下のとおり。

 

1.ギターのコード弾きパート

メロダインは活用できませんでしたが、以下の3ステップで採譜できました。

  1. コード弾きの構成音は「楽器.me」に見つけたコード進行をもとに当たりをつける。
  2. 自分のギターを実際に弾いて音を確認し、
  3. 自作のギターのタブ譜打ち込み用の図をもとにDAWのピアノロールに打ち込む。

幸いなことに、この曲のコードはAとDとEの3種類でしたのでドロ沼にはまらずに済みました。

ちなみに自作のギターのタブ譜打ち込み用の図は下のものです。

関連記事もご参照ください。

【関連記事】ギターのTAB譜をドレミ表記へ変換する方法【DTM初心者のための打ち込みTIPS】

 

2.ギターのリードパートとパワーコード弾きパート

こちらはメロダインで構成音をほとんど検出できました。

そのため、次の作業として、DAWでベース同様にノートの長さや微妙な音程などは原曲を聴き、さらにはMIDI鍵盤で確認しながら修正しました。

この曲の場合、ギターは同じパターンのパワコード弾きの繰り返しが多かったので、コツを掴むと作業は速かったです。現状、ベース同様にザックリと編集したところで作業を終えました。細かい調整は最後にする予定です。

Cubaseでの耳コピの進み具合は下の図のとおりです。ギターパートの作業時間はトータルで6時間くらい。

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さいごに

ギターのコード弾きパートもメロダインで検出できれば完璧だったのですが、EQを活用したりすれば状況は改善しそうな気がします。これは今後の課題ですね。

とはいっても、従来の耳コピ技術を使わずに、工夫で採譜することができました。

慣れれば、従来の耳コピの方が作業スピードは速いのでしょうが、今後の技術の進歩でどんどん便利になってくるでしょうね。

ちなみにメロダインという便利ソフトですが、2017年現在は新しいバージョンが発売されていますね。僕が使っていたのMELODYNE2です。



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sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。