Melodyneで耳に頼らない耳コピ・採譜1【ボーカルパートその1】




VOCALOIDカバー曲をつくるにあたって、耳コピや採譜を「Melodyneというアプリでなんとかできないか?」ということで、まずはボーカルパートの抽出にトライしてみました。

最終的にMelodyneで耳コピして完成したVOCALOIDカバー曲がこちらです。耳に頼らずとも、意外と耳コピできるものだと驚きました。

では、その方法を詳しく説明していきますね。

 

使ったもの

1.コピーしたい曲のオーディオファイル

ぼくはMacですので、音楽はiTunesで全部管理しています。Macの場合、LogicやガレージバンドからiTunesで管理しているオーディファイルを読み込めますので、それをバウンスしてwavとして出力しました。

 

2.Melodyne Editor 2

作業の安定感重視でスタンドアロンでの使用です。

補足1)耳コピ作業ですが、DAWのプラグインとしてMelodyneを使った方が作業効率がよさそうなので、最初はそうしていました。しかし、落ちまくります。動作も安定しません。これは音の検出感度を最大にして色々やっているのが原因だと思います。

 

3.MIDIキーボード

メロダインだけではボーカルの音程確認が心許なかったので、鍵盤を確認用に使いました。

 

方法

 

1.メロダインを起動し、コピーしたい曲のwav音源を読み込みます。操作はファイル→開くでOKです。

50

 

2.読み込むとこんな感じですが、実際に再生してみて各ノートを音を確認してみると、検出されていないノートが沢山あることに気づきます。

48

 

3.そこで検出感度最大に設定して、ノートを検出させます

03

 

右側の矢印±をクリックして、その下のスライダーのオレンジ色の丸を右側の端に寄せます。

10

そうすると下の図のように今まで検出されていなかったノートが現れます。

59

 

4.この状態でボーカル以外のノートを片っ端からミュートしていきます。

まず、矢印ツールでミュートしたいノートを選択します。下の図では濃い赤色になっているのが選択されたノートです。
12

次に右側の雲様なボタン(音量調整ツール)をクリックします(マウス右クリックでも選べます)。

33

選択したノートをその状態でダブルクリックすればミュート状態になります。
45

5.後はひたすら、ボーカル以外のノートをMIDI鍵盤で音程を確認しながら消していくという地味な作業をします。そうやって抽出したワンコーラス分のボーカルパートのノートが下の図になります。現在、ここまで進んでいます。

48

 

さいごに

耳コピといえば職人技の世界ですが、そうじゃない人でもMelodyneというアプリを使えば、かなりのことができそうです。

もちろん耳コピや採譜の対象となる楽曲にもよるでしょうが、今後AIや技術の進歩によってかなり自動化されるでしょうね。

 

ちなみにメロダインというソフトはこれです。



ABOUTこの記事をかいた人

sim

動物写真家、ブロガーとして活動中。 属性は他に、博士(農学)、DTMer,ツーリングライダー歴30年。 【問い合わせ】Twitterアカウント宛にDM 願います。 【注意】野鳥の撮影場所についてのご質問はご遠慮願います。